ライター : macaroni 編集部

「おいしい」が止まらない岡山!

みなさんはどんな岡山名物のグルメをご存じですか?「岡山といえばきびだんごが有名」と思う方も多いかもしれませんが、実はそれ以外にもおいしいものがたくさんあるんです。

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例えば、温暖な気候により季節に合わせてさまざまな果物が収穫できるため、“フルーツ王国”と呼ばれている岡山。岡山市内で「フルーツパフェの街おかやま」という取り組みも行っています。旬のフルーツをふんだんに使ったフォトジェニックなパフェは、観光に訪れた方にも大人気なんですよ♪ もちろん、前回ご紹介した「倉敷アフタヌーンティー」もフルーツを味わえるイベントのひとつ。アフタヌーンティーのセットの中には必ず、旬のフルーツを使った盛り合わせが用意されています。 「倉敷アフタヌーンティー」の次回開催は、2019年1月15日(火)〜3月15日(金)までです。生のいちごと温かい食事を盛り込んだメニューを、倉敷市内25店舗で楽しめますよ!

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フルーツ以外に、岡山ならではのローカルフードもおすすめ。今回ご紹介する「えびめし」と「デミカツ丼」は、B級グルメのような見た目とはうらはらに、とても味わい深く、男女問わず評判が高い料理です。朝から夜までおいしさでいっぱいの岡山を、女子ふたりで堪能してきました!

年中食べたくなるかき氷「おまち堂&FRUTAS」

雰囲気の良いカフェがいたるところにある問屋町。てくてく歩くと現れるのが、数々のメディアでも紹介され、常にお客さんが殺到する「おまち堂&FRUTAS」です。年中楽しめる、ふわっふわのかき氷が大人気のお店は、店頭に色とりどりの新鮮なフルーツが並んでいます。

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「毎朝かき氷に合うフルーツを選んでいます」と言う、代表の和田さん。数あるフルーツの中からいただいたのは、店頭にもたくさん並んでいたシャインマスカットをぜいたくに使ったかき氷! シロップがたっぷりかかった氷の上に、大粒のシャインマスカットが敷き詰められています。その姿はまるで宝石のようです。

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シャインマスカットのかき氷
写真でも氷のふわふわ感が伝わるでしょうか……? 和田さんいわく「いろいろな氷で作ってみたところ、透明な氷を削るのが一番ふわふわとして口どけがなめらか」だったとのこと。 オリジナルのかき氷を開発するために、試作をしながら研究を重ねたそうです。溶けてしまう前にいただきました!

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シャインマスカットの甘酸っぱさとこっくりミルキーなシロップの相性が抜群! おまち堂オリジナルのミルクシロップをまとった氷は口の中でほどけ、シャインマスカットをやさしく包んでくれます。後味もさっぱりしているから、普段甘いものをあまり食べない方にもおすすめです。 フルーツは季節に合わせて用意されていますが、なかでも桃やマスカット、ピオーネが人気だそうですよ。この時期は、いちごを使ったかき氷やタルト、ジュースがおすすめだそうです♪

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■店舗名:おまち堂 & FRUTAS ■最寄駅:JR北長瀬駅 徒歩20分 ■住所:岡山県岡山市北区問屋町12-101 AROW&DEPARTMENT 104 ■電話番号:086-246-3686 ■営業時間:10:00〜19:00(季節により異なる) ■定休日:不定休

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一番左が代表の和田さん

真っ黒なソウルフード「えびめしや」

しばし町歩きを楽しみながらたどり着いたのは、50年以上も岡山のソウルフードを作り続けている「えびめしや」。ちょうどランチタイムということで早速お店の中へ。スパイシーな香りが立ち込めていて、食欲をかきたてられます。「えびめしや」といえばえびめしを食べなくては、ですよね♪

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運ばれてきたえびめしを見てびっくり! とっても茶色いごはんの中にえびが入っていて、上には細切りの錦糸卵が乗っています。女性が食べるにはこってり味なのかな……と思いながらも、さっそく食べてみることに。

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ひと口食べてみて、さらにびっくり! 想像していたこってり感はなく、ほんのりとスパイスが効いたえびめしは次々とスプーンを運びたくなっちゃいます。ぷりっぷりのえびも、この味付けにマッチ。 シンプルな見た目とうらはらに、味わい深いえびめしは女性もハマってしまうおいしさです。付け合わせのコールスローサラダも甘酸っぱくあっさりとした味付けで、えびめしとよく合います。

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えびめしだけでもボリュームたっぷりなのですが、えびめしプレートもおかずやサラダがついておすすめです。こちらの写真はカニクリームコロッケのプレート。タルタルソースがたっぷりとかかっていて、クリーミーな味わいを楽しめますよ。 その他にも、ハンバーグやチキンカツ、チキン南蛮、メンチカツのプレートがあるから、男性と一緒に来ても満足してもらえるはず!

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「えびめしや 青江店」のシェフ 小倉さんによると、創業者が東京 渋谷にある老舗のカレー専門店「いんでいら」で修業をしたことをきっかけに生まれたのがえびめしだそう。「変わったカレーを作りたい」という想いから、これまでに見たことのない黒いカレーが開発されました。 真っ黒なライスの秘密はカラメルソースを使うこと。ドライカレーをベースに考えた“黒いカレー”にはシーフードが合うと考え、えびを使うようになったのがえびめしの始まりなんですって。 地元の方も大好きなえびめしは、岡山に行ったら必ず食べたいひと品。ぜひおなかをすかせて伺ってくださいね!

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■店舗名:えびめしや 青江店 ■最寄駅:JR備前西市駅 徒歩19分 ■住所:岡山県岡山市南区新保104-9 ■電話番号:086-801-2802 ■営業時間:11:00〜22:00 ■定休日:なし

インスタ映えが止まらない「72Cafe」

まだまだ続く、岡山を食べ尽くす旅。次に訪れたのは建築デザイン事務所が運営しているカフェレストラン「72Cafe(ナツカフェ)」です。こちらも「倉敷アフタヌーンティー」を提供している店舗のひとつ。 「倉敷アフタヌーンティー」とは、倉敷市や岡山県内で収穫されたフルーツと趣向を凝らしたスイーツや軽食を食べられる、岡山を味わうにはぴったりのイベントです。

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まず「72Cafe」に足を踏み入れて、最初にびっくりするのがインテリアがとびきりおしゃれなこと。まるで異世界のような空間が広がっています。どちらの席に座っても、優雅なひとときを過ごせそうですよね。

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今回は、大きな窓から自然光が降り注ぐ2階でアフタヌーンティーをいただくことに。さっそく登場した飲み物は店員さんがシェイカーを使ってシェイクしたコーヒーを席で注いでくれる「72style アイスコーヒー」。 思わず動画で撮りたくなってしまうほどのパフォーマンスを見られます。シェイクしてまろやかになったコーヒーを注ぐと、次第に3層になってくるんです。見た目にも楽しいドリンクですよね。

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ほどなくして運ばれてきたのは、インスタ映え必至のアフタヌーンティーセット♪ 3段のストーンプレートには、かわいらしいスイーツからガスパチョなどの食事メニュー、最上段にはフルーツがこんもりと乗せられています。その他にも温かなコンソメスープやバゲットが添えられ、ボリューム満点のラインアップです。 ところどころに飾り付けられている蝶々やハートは、フランスから取り寄せたというシュガークラフト。乙女心をくすぐるデコレーションがいたるところにされているから、どこを撮ってもおしゃれに見えますよ!

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せっかく倉敷で楽しむアフタヌーンティー。見た目がかわいい料理は食べるのがもったいないほどですが、お友だちと旅の思い出やたわいもないおしゃべりをしながら楽しみましょう♪

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思わずポートレートを撮りたくなるような、おしゃれなイスも用意されていますよ。ゆらゆらと揺れるイスに座れば、時間が経つのを忘れてしまいそう……。

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■店舗名:72Cafe ■最寄駅:JR倉敷駅より車で10分 ■住所:岡山県倉敷市新田3219-3 ■電話番号:086-441-7720 ■営業時間:11:30〜LAST ■定休日:木曜日

うっとりするほどの美しいパフェ「ホテルグランヴィア岡山」

“フルーツパフェの街おかやま”を体感するには、やっぱり食べてみないとわからないですよね。せっかく岡山に来たのだから、とびきりおいしいフルーツパフェをいただきましょう♪ 1年を通じてたくさんの果物が実る岡山だからこそ、県内には数多くの店舗がオリジナルのフルーツパフェを提供しています。

Photo by ホテルグランヴィア岡山 カフェレストラン オリビエ

梨と柿と栗のパフェ:1,000円(税金・サービス料込) 販売期間:平成30年11月1日(木)~12月30日(日)
その中でもいちおしなのが、「ホテルグランヴィア岡山 カフェレストラン オリビエ」で食べられる「梨と柿と栗のパフェ」。まるで芸術作品のようなパフェはため息ものなんですよ。 ホテルの中にあるレストランだからと言って、かしこまる必要はないので安心。ゆったりとくつろげる空間で、ひとつひとつにこだわりが込められたパフェをいただけます。

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フレンチのシェフが開発したこちらのパフェは、見た目の美しさはもちろんのこと、ひと口ひと口に新鮮な驚きが生まれるように作られているそうです。 甘みの増した岡山県産の梨と柿に、栗をトッピング。抹茶のパンナコッタやキャラメルのアイスと共にいただくと、より一層おいしくいただけますよ!

Photo by ホテルグランヴィア岡山 カフェレストラン オリビエ

■店舗名:ホテルグランヴィア岡山 カフェレストラン オリビエ ■最寄駅:JR岡山駅 徒歩3分 ■住所:岡山県岡山市北区駅元町1番5 ■電話番号:086-234-7000 ■提供時間:14:00〜21:30(L.O. 21:30) ■定休日:無休

カツとソースが絶妙にマッチ「味司 野村」

まだまだ続く“岡山を食べ尽くす”旅。甘いものを食べた後はしょっぱいもの……。ということで訪れたのは、岡山のソウルフードでおなじみのドミグラスソースカツ丼発祥の店「味司 野村」。カツ丼といえば卵でとじたものがメジャーですが、いったいドミカツ丼とはどのような料理なのでしょうか?

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ごはんの上に茹でたキャベツととんかつ、仕上げにドミグラスソースをたっぷりとかけたのがドミカツ丼。てりってりのドミグラスソースをかけたカツ丼は、「味司 野村」の創業者である野村佐一郎さんが、帝国ホテルで料理の修行中に考えられたのだそう。 「地方の活性化につながれば」という想いから、お米もキャベツも岡山県産のものを使用しており、地産地消にこだわって作られています。

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早速いただいてみると、歯切れの良いヒレ肉はしっとりと柔らかく、やさしいお肉の甘みが味わえます。ドミグラスソースとの相性も抜群!濃厚なソースはこってりとしているのかな……と思いきや、どこかお味噌のようなコクも感じられ、お箸が進みます。ドミグラスソースとカツ、そしてごはんが三位一体となったドミカツ丼は、必食のおいしさですよ。

Photo by 味司 野村

■店舗名:味司 野村 ■最寄駅:JR岡山駅 徒歩8分 ■住所:岡山県岡山市北区平和町1-10 野村ビル1F ■電話番号:086-222-2234 ■営業時間:11:00〜14:30 17:30〜21:00(平日)、11:00〜21:00(土日祝日) ■定休日:無休
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