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ボルドー5大シャトーといえば?
ボルドー5大シャトーといえば、ワイン愛好家のみなさんならば聞いたことがない方はいないのではないでしょうか。ボルドーワインのトップの座に君臨し、そしてワイン愛好家から熱い注目を集める存在である、5種類のワインのことです。
1855年のパリ万国博覧会において、フランスのボルドー地区にあるメドック地区の格付けで第一級の称号を獲得した4つ、そして1973年に昇格されたひとつ、これら5つの醸造所(シャトー)で作られたワインのことを指します。
1. シャトー・ラフィット・ロスシルド
最初にご紹介するシャトー・ラフィット・ロスシルドは、5大シャトーの代表とも言われているシャトーです。他の追随を許さない圧倒的な高級感は、まさに世界最高峰。ボルドーの花形役者と言っても過言ではありません。
2. シャトー・マルゴー
作家・ヘミングウェイがこよなく愛したことでも知られているのは、シャトー・マルゴー。日本では『失楽園』で有名になりましたね。「フランスワインの女王」と呼ばれるメドック地区の中でも、もっとも女性的なワインとされています。
3. シャトー・ラトゥール
2001年に醸造所を一新したのはシャトー・ラトゥール。「不作知らず」と呼ばれるほどの安定したワインを、毎年作り出しています。ボトルのラベル部分(エチケット)に描かれている塔のイラストがトレードマークです。
4. シャトー・オー・ブリオン
きめ細やかな質感と複雑な香りに定評があるのは、シャトー・オー・ブリオンです。ボルドーでは最古の歴史を誇り、なんと唯一メドック地区以外から選ばれたシャトーなんですよ。「フランスを救った救世主」との異名もついています。
5. シャトー・ムートン・ロスシルド
1973年の格付けにて昇格したシャトーです。エチケットはその時代の著名画家に描かせており毎年変わるので、コレクターにも人気があります。生産量が少ないこともあり、常に希少さを極めているワインです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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