5.【油】ヤオトミ「菜の花オイル」「向日葵オイル」

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「ヤオトミさんは名古屋市のメーカー。お世話になっている某メディアの方にいただいたのがきっかけで、ずっと愛用しています。菜の花油は香りが良いので主に炒め物に使っていて、向日葵油はみそと塩こしょうと合わせてドレッシングに。完全無添加で体にやさしいところも良いですね」

6.【オリーブオイル】アルドイノ「エキストラヴァージン オリーブオイル フルクトゥス」

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「このオリーブオイルは、イケメンのイタリア料理の先輩から教えてもらいました。主にサラダやパスタ、メイン、デザートの仕上げや、料理をよりエロく見せる(シズル感)演出に使っています。アイスにかけてもおいしいですよ。 ボトルがアルミ箔で包まれいているので、酸化しづらく、長期間風味が保たれる点も魅力的です」

ITEM

アルドイノ「エキストラヴァージン オリーブオイル フルクトゥス」

¥1,620〜

内容量:250ml

※2018年8月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

7.【ソース】タカハシソース「カントリーハーヴェスト オーガニック中濃ソース」

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「こちらも横浜の自然食品ショップでソースの色に衝撃を受けて購入したのがきっかけです。甘みと旨みが豊かで、香りがとても良いところがお気に入り。僕、目玉焼きはソース派なんですけど、これをかけるとちょっと贅沢な気持ちになります」

ITEM

タカハシソース「カントリーハーヴェスト オーガニック中濃ソース」

¥346〜

内容量:200ml

※2018年8月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

8.【ケチャップ】ハインツ「トマトケチャップ」

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「このケチャップ、ボトルが大きくて存在感があり、インスタ映えするので気に入ってます。これ、実は無添加でつくられているんですよ」

ITEM

ハインツ「トマトケチャップ」

¥433〜

内容量:1070g

※2018年8月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

9.【だし】F&F「天然だしパック」

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「自分でだしをとるのが面倒なときは、だしパックに頼ってもいいと思うんです。このだしパックにはかつお、さば、昆布、しいたけが入っていて、ホッとするような香りがします。これでとっただしに「こめのみそクリーミー」を合わせてお味噌汁をつくるとおいしいですよ。 あと、意外に思うかもしれませんが、これでとっただしをオレンジジュースで割ると、クセになる味になります」

「人を良くする」が食の本質。

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『食べることは良くすること』を料理家としての自分のベースだと語ったKeiさん。添加物を含まない調味料を使うというこだわりにより、Keiさん自身は何か良くなったのでしょうか。 「実は、以前よりも味覚が繊細になり、味や香りを豊かに感じられるようになりました。おかげで食材の風味を生かそうという気持ちが強くなりましたね」 そこまで話して、「そういえば……」と、遠くを見るような仕草をみせるKeiさん。 「フレンチの修行時代、シェフに『なぜ料理に塩を使うのか、わかるか?』と訊かれたんです。味付けでしょう?と答えたら、そうじゃないと。『食材の旨味を引き出すための手段が塩なんだ。だから、食べる人に塩味だと思わせたらいけない』と言うんです。 今思えば、料理の究極はそこなんじゃないかと。無添加でつくられた調味料を最小限使って、食材の旨みを最大限引き出す。これが理想だと思うんです。そういうことを意識してつくられた料理はやっぱりおいしいし、体への負担も少ないですよね」 体に負担をかけないというのは、「食べることは良くすること」を旨とするKeiさんが料理をする上での大前提。愛用品だとご紹介いただいた無添加の調味料たちは、それを実践するための素材として十分な品質をもっていました。 「食という字は人を良くすると書く。つまり、人を良くすることこそ食の基本、食の本質です。料理家として、それを忘れず極めていきたい」とKeiさん。 食の基本に立ち、その同一線上にある理想を追求する。ゴールのない道を望んで歩むKeiさんに、食にかかわる者のあるべき姿を見た気がしました。
取材・構成/小林萌(macaroni編集部)、写真・文/植松富志男(macaroni編集部)
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