ライター : emi_

あきたこまちってどんなお米?

日本人には欠かせない「お米」白いごはんが大好きという人は多いと思います。そのなかでも秋田県を代表するお米「あきたこまち」は、秋田県だけでなく、今は日本全国で生産されており、数ある品種のなかでも日本人には親しみのあるお米ともいえます。 コシヒカリを親に持つ交配品種でもあるあきたこまちは、水分量が多くその分甘みが強いお米です。 今回は、あきたこまちの名前の由来や味の特徴、どんなおかずに合うかなど詳しくお届けするのでお米好きの方は楽しみにしてくださいね♪

おもな産地

あきたこまちは全国で生産されています。おもな産地としては、やはり秋田県!秋田県では、作付面積80%のシェアを誇ります。また、お隣の岩手県も産地として有名です。 あきたこまちは、交配種子を用いて作られた品種なので、今でも品種登録がされておらず、知的財産としての証明ができていません。なので、全国で作ることができ日本の数あるお米の品種のなかで3番目に多い生産高となっています。

名前の由来

「あきたこまち」という名前を聞いたら誰か思い出しませんか?そうです。平安時代の歌人、世界三大美人としても有名な「秋田小町」にちなみ名付けられました。

あきたこまちの味の特徴

コシヒカリを親にもち、コシヒカリのいいところを譲り受けたあきたこまちは、甘みがあり粘り家のあるもちもちした食感です。香り、旨み、甘み、食感などのバランスよく水分量も多いので、炊きたてだけでなく冷えてもおいしいと人気のお米です。

繊細な和食との相性が抜群

あきたこまちは、薄味な和食との相性が抜群だといわれています。煮物や汁物、焼き物などとの相性もよくおかずの味を引き立たせてくれます。 また、コシヒカリほどのコシの強さがないので、お寿司や丼ものにも適しています。

特A評価の獲得歴

各都道府県が生産を奨励する「奨励品種」や関心の高い品種を集め、一般財団法人日本穀物検定協会の専門評価員が試食して評価をおこなう「米の食味ランキング」が毎年春に開催されます。 特AからB’の5段階で評価される「米の食味ランキング」で、あきたこまちは最高ランクの特Aを平成24年から連続して獲得しています。
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