あけびとは?味わいやカロリー、食べ方まで徹底解説

みなさんは「あけび」を食べたことがありますか?スーパーの果物売場ではなかなか見かけることもなく、近くに山でもないかぎりめったに食べない果物です。今回は、あけびとはどんな味なのか、またどの部分が食べられるのかなど詳しく紹介します。

あけびの正しい食べ方を知ろう

あけびとは

あけびという植物をご存知でしょうか?実の皮は紫色をしており、中身は白くてプルプルした果肉になっています。とくに中身の果肉と黒い種の見た目から、海外ではグロテスクな果物として紹介されるほど初見では衝撃的な見た目ですが、素朴な甘さが魅力。

主な産地として知られているのは農家での栽培が盛んな山形県ですが、日本中の野山に自生している植物。子どものころ山で採って食べたという方もいるでしょう。

あけびは5月ごろに花が咲き、収穫時期の9月10月になると皮が紫色になって熟します。食べごろは果実が熟す秋です。

あけびの栄養とカロリー

あけびの果肉は100gあたり82kcalと、果物にしては控えめとなっています。水分が多く、甘くてヘルシーなおやつといった感じです。あけびは皮も食べられますが、皮のほうはもっとカロリーが低く、34kcalとなっています。

果肉にはいちごや柿と同じように多くのビタミンCが含まれています。一方、皮の部分にはカリウムが多く含まれています。あけびは古くから生薬として使われてきたこともあり、利尿作用などに効果があるとされていたんだとか。

あけびの果肉の味わいと食べ方

果肉の味

フルーツとしては現代ではメジャーでないあけび。写真で見てもなかなか味の想像がつきませんよね。野山を歩いた経験がある方ならあけびの味を知っているかもしれません。

味は、熟した柿やバナナに似た素朴な甘さで、酸味はまったくありません。「ものすごく甘い!」というよりあっさりした甘さです。

いろんなお菓子やフルーツが手軽に食べられる現代では、やや印象の薄い甘味に思えるかもしれません。あまり甘いものが食べられなかった時代には、山に自生しているあけびが貴重なおやつだったのでしょうね。

種は食べない

あけびの果肉にはぎっしりと種が詰まっています。もったりとしたゼリー質の果肉に種が包まれているので、食べる前に種を避けるのはむずかしいです。めんどくさくてそのまま一緒に飲み込んでしまいたくなるかもしれませんが、種は食べないでください。

あけびの種を食べると便秘をしてしまうといわれているので、できるかぎり食べないことをおすすめします。

食べるときはスイカを食べるときのように、果肉を口に含んでから種だけふき出すようにして食べると楽です。

果肉の食べ方

あけびは基本的に生のまま果肉を食べます。実を半分に割って、手ですくって食べたりスプーンで食べたりします。

そのほか、果実酒にしたりシャーベットにしたり、加工して楽しむこともできます。シャーベットやアイスクリーム、ムースを作るときは、種を取り除くために目の細かいザルなどで裏ごししてから使いましょう。あけびはゼリー状の果肉なので、そのまま凍らせてもカチコチにならず、シャリっとした食感になりますよ。

あけびの皮の味わいと食べ方

皮の味

続いては皮の紹介です。

あけびは果肉しか食べない、という地域も多いかもしれませんが、農業が盛んな東北地方(とくに山形)では皮を調理して食べるのは一般的です。

皮は独特の苦みと渋みがあって生のまま食べるのは困難ですが、下ごしらえをして加工することでおいしく食べることができるんです。

皮はアク抜きが必要

まず、皮はアク抜きして使用します。通常は皮を刻んだら水に数時間浸けます。それでも苦みが強いようなら、一度ゆでてからひと晩水に浸けておきます。

あけびの皮の苦みは例えるならゴーヤのよう。苦みを味わう食べ物だと思ってください。

あけびの皮を使った料理例を紹介

あけびの苦みは、炒めたり揚げたりすることで和らぎます。そのため、油を使用する料理に向いているといえるでしょう。天ぷらや、味噌炒め、きんぴらなどにして食べるのがおすすめです。

あけびの皮は苦みこそ強いですが、味は薄いのでどんな調味料でも合わせやすいです。天ぷらにする場合は、衣に青のりを入れたり、大葉を巻いたりするとおいしいですよ。

あけびの新芽も食べられる!

特集

SPECIAL CONTENTS

WRITER

aaaharp

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう