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継ぎ足し方法
紅茶の味がしなくなってくると、菌が弱くなっていることが考えられます。作り方で紹介した工程を繰り返して継ぎ足していきましょう。
カビなどで失敗したときの対処法
紅茶きのこは発酵させて作る飲料なので、管理によってはトラブルもあり得ます。たとえば、カビが生えたとき。通常の紅茶きのことカビを見分けるのも難しいと思われるかもしれませんが、意外と簡単です。
紅茶きのこは白いプルプルとした膜が張りますが、カビの場合は白や黒の斑点になって増殖します。斑点ができていたらカビだと思ってください。
残念ながら、カビが生えてしまったらもうその紅茶きのこは口にすることができません。処分してつくり直しましょう。
紅茶きのこは菌を使うものです。生き物であることを念頭に置き、管理するときは清潔にすることを徹底してください。容器は消毒して使用し、スプーンを入れる際も清潔なものを。
増やし方・株分けの仕方
新しく紅茶きのこを増やす際は、同じ要領で作り、前回のスコビー(プルプルの塊)と培養液を20%程度加えて作ることができます。
また、スコビーは株分けすることも可能。スコビーは層になっているので剥がして使用したり、切って使用することもできます。多くなりすぎたスコビーは培養液と一緒に冷蔵保存しておくこともできますよ。
二次発酵でアレンジ!
紅茶きのこは二次発酵によって違った味わいを楽しむことができます。容器にフルーツを入れ、紅茶きのこを注いで蓋をし数日発酵させます。時々蓋を開けてガスを逃がしましょう。
いろんな種類のフルーツや生姜などでアレンジすれば、微炭酸のフルーティーな紅茶きのこが作れます。
紅茶きのこの保存方法
保存方法
できあがった紅茶きのこを保存する場合、保存用の容器に移し替えましょう。このとき、やはりしっかり消毒して乾かした容器を使います。金属製の蓋の瓶はさびてしまうので避けましょう。
もとの容器に200mlほどのスコビーと培養液を残しておきましょう。スコビーを入れたまま保存すると発酵がどんどん進んで酢になってしまいます。しっかり密閉し、冷蔵庫で保存しましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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