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減塩醤油ってどんなもの?
減塩醤油とは、名前の通り普通の醤油より塩分が少ないものを指します。製造の手間がかかるため少し値段は高めですが、生活習慣予防のために取り入れる人が多く、近年とても人気が高まっています。
その一方で「まずい」「添加物が入っている」など悪い噂を耳にし、実際のところどうなのか気になっている方が多いはず。今回は、減塩醤油のさまざまな特徴や、おすすめの使い方、自宅で作る方法など、詳しくご紹介します。
醤油の種類と塩分濃度
濃口醤油
家庭料理で使われる最も一般的な醤油が「濃口醤油」です。濃い色を持ち、味と香りのバランスが良いのが特徴で、レシピで「醤油」として記載されているのも濃口醤油を指します。メーカーによって差はありますが、塩分濃度は15〜16%、大さじ1で計算すると2.6g程度といわれています。
薄口醤油
「薄口醤油」は色や香りが薄く、煮物、吸い物など色合いや素材の香りを重視する料理に好んで使われます。色が薄いので塩分も低いと思われがちですが、濃口醤油より高い17〜18%、大さじ1で計算すると2.9g程度になります。
減塩醤油
商品のパッケージに「減塩」と表記する場合の塩分は、醤油100mlに対して塩分9g以下と決められており、塩分濃度は約9%、大さじ1で計算すると1.4g程度になります。減塩醤油と似た商品に「うす塩醤油」というものがありますが、塩分濃度は約13%と、減塩より少し高めです。
減塩醤油はまずい?気になる成分や特徴
減塩の秘密は作り方に
醤油の製造には発酵が欠かせないため、少ない塩で作ることはできません。このため一般的な減塩醤油は、通常と同じ方法で作った醤油を塩を取り除く装置に入れ、塩分濃度を半分以下にするという製法で作られています。
普通の醤油に比べて減塩醤油の値段が高いのは、製造工程に手間と時間がかかるため。塩分が低い分保存効率が悪くなるので、賞味期限は短くなり、開封後は冷蔵庫で保管する必要があります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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