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毛ガニがおいしい旬はいつ?
その名の通り、全身にびっしりを毛が生えている毛ガニ。見た目のインパクトとは裏腹に、うまみがギュっと凝縮された味は多くの人を虜にします。
おいしくて贅沢な気分になれる毛ガニは、いつ頃がシーズンなのかご存知でしょうか?
産地によって異なる
毛ガニは、特に決まった旬はなく、1年を通していただけます。毛ガニの旬は冬だと思われがちですが、北海道の地域ごとに1年中漁が行われているのです。
つまり毛ガニは、シーズンに関係なく、いつでも出回っているということ。産地を確認すれば、いつでも旬の毛ガニをおいしくいただけますよ。
毛ガニの産地別に見る旬
毛ガニの産地別による旬は、以下の通りです。
・3月~6月:道北から道東、オホーツク海産
・7月~8月:道南、噴火湾産
・9月~11月:道東、太平洋産
・11月~2月:道南、日高沖産
このように、1年を通して毛ガニの漁が行われています。一般的なカニのシーズン以外でもいただけるのは、嬉しいですね。
自然解凍はNG?毛ガニの料理方法
冷凍毛ガニの解凍方法
冷凍毛ガニは、自然解凍すると味が落ちるので、おすすめできません。解凍は正しく行いましょう。
冷凍毛ガニには、「活きガニ」と下茹で済みの「ボイルガニ」があります。ボイルガニは解凍後そのままでもおいしいですが、蒸して温めてからいただくと風味がより高くなります。
活きガニは調理する直前にビニール袋に入れ、5分から10分程度流水解凍。ボイルガニは氷の膜を洗い流したあと、冷蔵庫で1日かけてじっくり解凍します。味噌が流れるのを防ぐため、必ず厚手のクッキングペーパーや新聞紙に包んで甲羅を下にした状態で冷蔵庫に入れて解凍してください。
毛ガニは「ゆで」ずに「蒸そう」
甲羅を下にして、おなかの部分に塩を振り、おなかを上のまま蒸し器に入れます。毛ガニの大きさにもよりますが10分から20分蒸しましょう。
蒸し器に酒を入れ、酒蒸しにしても風味がよくなりますね。中には昆布を入れるという方もいます。蒸した毛ガニは浜ゆでに近く、身がホクホクになりますのでぜひ一度試してみてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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