ラムネのビー玉はビー玉じゃない!? そもそもの意味と取り出し方法

夏になると飲みたくなる炭酸飲料「ラムネ」。中身自体はサイダーと同じなのに、あのビー玉が入った瓶に入っているというだけで何か特別な飲み物、という印象がありますよね。今回は、ラムネとビー玉の関係について詳しく紹介していきます。

2018年5月28日 更新

ラムネといえばビー玉!

昔ながらの味とレトロな雰囲気が懐かしく、ガラスの涼やかな瓶に入ったラムネ。駄菓子屋さんや縁日など、今でも夏の風物詩として人気の炭酸飲料ですよね。

そのラムネといえば、切っても切り離せないのがビー玉です。ラムネを飲むために瓶を傾ける度に首の細くなった部分でビー玉がカラコロと音を立てるのが醍醐味。もはやビー玉なしのラムネなんて考えられないほどですよね。子どものころ、ラムネを飲み終わってからこのビー玉を取り出して遊んだという方も多いのでは?

ラムネにはなぜビー玉が入ってる?

さて、ラムネの瓶に入ったビー玉は、なぜそこにあるのでしょうか。その理由は、ラムネの誕生までさかのぼります。

ラムネが誕生したのはイギリス。当初はコルクで栓をしていたといいますが、コルクでは炭酸が抜けてしまうという欠陥があり、1872年、ハイラム・コッド氏がガラス玉で栓をする方法を編み出しました。

ところで、ラムネとサイダーはどちらも「レモネード」の名が由来の炭酸飲料。現在は味や製法にほぼ違いはないとされていますが、昔は違ったようです。当時からサイダーは王冠で密封されていたんだとか。ラムネがこの方法をとることができなかったのは、充填の方法に違いがあったからだそう。そのために編み出されたのがガラス玉での密閉でした。

充填した際、ガスの圧力によりガラス玉が口に押しつけられて密閉することができるんです。現在も同じ方法で密閉されています。

ラムネのビー玉はビー玉じゃない?

こぼれ話として紹介したいのが、「ビー玉」という名前について。私たちはラムネのガラス玉をビー玉と呼んでいますが、実はこれ、ビー玉ではないんだそう。もともとガラス玉を作る工程でラムネ用として使用できる規格のものを「A玉」、そうでないものを「B玉」として子どものおもちゃ用ガラス玉として販売したのが元だといいます。

そうすると、ラムネのガラス玉は「A玉」ということになりますね。ビー玉はラムネありきのおもちゃだったということです。ちなみに、ビー玉の名前の由来は「ビードロ玉」から、という説もあります。

どうやってラムネにビー玉を入れるの?

ラムネを飲んだあとにビー玉を取り出そうと試みたことがある方は多いかと思いますが、そう簡単に取り出すことはできませんよね。では逆に、ビー玉はどうやって入れるのでしょう。

これは、先に瓶の形を作り、首を絞って細くしてからビー玉を入れ、最後に口の部分を加熱して細く絞る、という手順で作られているんだとか。当たり前ですが、ビー玉を入れるときは簡単なんですね。
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