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さくらんぼが一番おいしい時期は?
さくらんぼの旬の時期というと、思い浮かべるのは初夏の5月下旬あたりから梅雨の時期にかけてではないでしょうか。本格的な夏が始まる前に食べるフルーツという印象がありますよね。
品種によっても異なりますが、さくらんぼ全体でいうと旬は5月後半から7月初旬にかけてといったところ。さくらんぼは長期保存には向かないフルーツで、収穫してから2、3日程度が食べごろだといいます。
そのため市場に出回っているさくらんぼはもう食べごろであることがほとんど。品種や栽培方法によっては通常の旬の時期より早めのものもあるかとは思いますが、どれも買ってすぐにおいしく食べられるはずです。
地域によっても差がある
山形
山形といえばさくらんぼの一大産地ですよね。とくに有名なのが「佐藤錦」という品種。「赤いルビー」とも呼ばれる佐藤錦は粒が大きくハリと艶があるのが特徴で、市場では化粧箱に入れられて販売されていることも多い高級なさくらんぼです。
佐藤錦は数ある品種のなかでも流通期間は割と長いのでこれを基準にすると、山形のさくらんぼの旬はだいたい5月中旬から7月中旬にかけてといったところでしょう。市場に早く出回っているものほど高価なことが多く、落ち着いてくるのはシーズン後半になってから。安くておいしいさくらんぼを食べるならシーズン後半が狙い目です!
山梨
山梨も山形とほぼ同様のタイミングで旬を迎えます。山梨県で栽培されている希少な品種「豊錦」のような早生種は5月末ごろが旬の時期といわれています。甘さは佐藤錦に劣るものの、熟れた豊錦の果肉の味は佐藤錦に引けをとらないといわれています。
ほか、佐藤錦系のさくらんぼは6月頭ごろから旬を迎えます。だいたいどの品種も収穫し始めてすぐのものより、シーズン後半のさくらんぼのほうが濃厚で甘みが増しておいしくなるんだとか。
北海道
北海道はほかの地域と比べるとやや遅め。さくらんぼの収穫最盛期は7月で、出回るのも6月から8月までと短いのが特徴です。ほかの地域よりも1か月遅れ、と覚えておくといいでしょう。本州よりも夏の気温の上昇が激しくない北海道は、さくらんぼの実が傷みにくいのが特徴なんだそう。
日本で出回っているさくらんぼは、多い順から山形産、アメリカ産、北海道産となります。国内では山形に次いで2番目に生産量の多い地域ということです。
青森
青森は上記3地域に比べると生産量は少なく、やはりりんごのイメージの方が強い県ですよね。ですが、青森でも優れた品質の佐藤錦などがたくさん生産されているんです。
青森のさくらんぼが出回るのは5月から7月にかけて。北海道に次いで寒冷な地域なため、最盛期はほかの地域よりも遅めの7月です。青森産のおいしいさくらんぼを食べるなら7月ごろのものがおすすめです。
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