ほうじ茶

ほうじ茶は、番茶や煎茶、茎茶など、一般的な日本茶に使う茶葉を焙煎(焙じた)したお茶のことです。茶葉が茶色になるまで焙じるため、抽出したお茶の色味も日本茶の中ではもっとも赤みが強く出ます。 焙煎しているため香りは強く、味は苦みがほとんどなく甘みのあるまろやかな口当たりが特徴です。特に、ほうじ茶独特の強い香りは他の日本茶にはありません。この香りが好きな方は多いでしょう。日本茶のなかでは比較的苦みがすくないお茶なので、子どもでも飲みやすいお茶です。

日本茶の淹れ方

お茶を淹れるにあたって、どんな水を使うかも大事です。水には軟水と硬水がありますが、日本茶を淹れるのに適した水は軟水です。日本の水は水道水を含め大抵が軟水なので、特に問題はないでしょう。 軟水が適している理由は、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分の含有量が少ない、30から80mg程度の軟水はお茶の旨み、苦み、香りを引き出してくれるからです。硬水を使ってしまうとこれらが抑えられてしまうため、あまりおいしく感じないことも。 基本的に水道水でも構いませんが、こだわりがある方は軟水のミネラルウォーターを使ってもいいでしょう。

温度

日本茶を淹れる温度は、種類によっても異なります。一般的な煎茶であれば、適温は70から80℃。沸騰してすぐのお湯はよくありません。煎茶を水出しにする場合は、15℃以下の冷水で抽出しましょう。 沸騰してすぐの熱々なお湯が適しているのはほうじ茶や玄米茶です。これは紅茶のように、熱ければ熱いほどおいしいお茶を淹れられます。 もっとも低い温度で抽出するのが玉露。40から60℃程度の低温で時間をかけて抽出し、苦みを抑えて旨み・甘みを引き出しましょう。

おすすめの日本茶5選

1. お茶処宇治の抹茶「宇治山政小山園 さみどり」

ITEM

京都 宇治 山政小山園 さみどり

¥3,213〜

内容量:150g

※2020年7月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
まずは、抹茶から紹介しましょう。こちらの商品は抹茶で有名な宇治で作られた品種「さみどり」です。さみどりは碾茶(粉末にしたお茶)にする品種として優れており、強い香りと鮮やかなグリーンになるのが特徴です。

2. 甘みのある深蒸し茶「お茶農家木村園 毎日飲むお茶」

ITEM

お茶農家木村園 毎日飲むお茶 茶農家直販掛川深蒸し茶

¥1,620

内容量:180g×3

※2020年7月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
こちらもお茶処、静岡県掛川市の深蒸し茶です。深蒸し茶は通常の煎茶よりも時間をかけ、たっぷりの蒸気で蒸すため、渋味の少ないお茶になります。甘みの強いお茶が好みの方におすすめのお茶です。
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