ライター : marmi_h

「ノリタケ食器」ってどんなブランド?

日本で初めて、欧州の文化であるディナーセットを製造したノリタケ。その始まりは、白磁陶器やボーンチャイナの「白」へのこだわりが原点です。100年以上の歴史を重ねる中で蓄積された、上品なデザインや日本ならではの職人技を継承し続けています。材料の開発からデザイン・成形・絵付けなど全行程を自社でおこなう「ものづくり」へのこだわり。それらのこだわりが、長きにわたって愛され続ける理由かもしれませんね。

ノリタケ食器の歴史

1876年、銀座に貿易商社を設立した森村市左衛門が、アメリカで民間人による日本初の海外貿易を開始しました。1889年、パリ万国博覧会で出会ったヨーロッパ製の美しい陶磁器に「この白い磁器を日本で作りたい」と決意し、ヨーロッパに技術者を派遣、国産原料を使った白色硬質磁器作りを始めたのです。

1904年、愛知県愛知郡鷹場村大字則武にノリタケの前身となる日本陶器合名会社を創立、近代的な設備を整えた工場を建設しました。この則武という地名が「ノリタケ」ブランドの由来です。 1914年、日本初のディナーセットが完成。ノリタケブランドは欧米で絶大な人気を博し、日本の外貨獲得にも貢献したといわれています。ノリタケの歴史は、まさに日本の洋食器の歴史とも言えるのです。

ノリタケといえば「ボーンチャイナ」シリーズ

「ボーンチャイナ」は18世紀の英国で最初に作られた磁器の一種。原材料に骨の成分が含まれるため粘度が低く、成形がむずかしいと言われています。日本では、1932年にノリタケが初めて製造に成功しました。

「白」にこだわったノリタケのボーンチャイナは、気品を感じさせる温かみのある肌合いや清純な透光性、艶やかな光沢を備えています。和食との相性も抜群で、日本の伝統的な漆器などと組み合わせても違和感がありません。

40種類を超える柄が!

洋食器でありながら日本の食文化ともなじむノリタケのボーンチャイナには、40種類を超える柄があります。代表的な「ヨシノ」は桜の名所である吉野山から名付けられ、日本人が愛する桜への想いをオリエンタルな唐草文様で表現しています。ペルシャ風の花模様が美しい「花更紗」は、気品のあるデザインが世代を超えた人気です。ゴールドの文様に繊細なレース模様があしらわれた「オデッサゴールド」は、ディナーウェアとして一式そろえたいシリーズです。

特別なひと品に。ノリタケのおすすめ商品7選

1. 結婚祝いには「ファインポーセレン レースウッドゴールド ペアカップ」

ITEM

ファインポーセレン レースウッドゴールド ペアカップ

¥4,180〜

サイズ:カップ 9.2cm×6.5cm ソーサー 15.1cm×2.3cm

※2020年11月13日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
清楚で可憐なやさしい色調と、フェミニンなレース模様はまるでドレスのよう。コーヒー・紅茶どちらにもお使いいただける人気のカップ&ソーサーです。結婚祝いのプレゼントにぴったりのテーブルウェアですね。

2. 目上の方への贈り物に「ブルーソレンティーノ 18.5cmプレート」

ITEM

ブルーソレンティーノ 18.5cmプレート

¥2,750〜

サイズ:18.4cm×1.6cm

※2020年11月13日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
ブルーで描かれた更紗調のモチーフは、和・洋・中どんな料理にも調和するデザインです。食材の色味を際立たせるブルーソレンティーノのプレートは、目上の方への贈り物におすすめですよ。
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