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食感と甘さにうっとり◎ かりんとうの知られざる魅力
かりんとうが誕生したのはいつ?
かりんとうの歴史は古く、はっきりした起源はわかっていません。
もっとも有力な説とされるのが、唐菓子の説。奈良時代に遣唐使が日本に持ち帰り、上流貴族が口にする食べ物だったというものです。それを庶民が口にするようになったのは江戸時代になってから。江戸時代・中期以降に作られた、こねた小麦粉を板状にし油で揚げた菓子は、現在のかりんとうに近いもので、大変人気集めたといわれています。
1875年(明治8年)には、浅草・仲見世の飯田屋が棒状の生地に黒糖をからめた菓子を販売。まだ白砂糖が高級な時代だったため黒糖で作られましたが、黒糖のやさしい甘さを持つ菓子は好評を博し、庶民が口にできる菓子として日本各地に広がっていきました。
味や形はいろいろ!かりんとうの種類
地域によって違いあり!
誰もが知っているかりんとうですが、地域によって味や形が異なります。
関東のかりんとうは生地がやわらかめ。生地の発酵時間も長く、サクッとした軽い食感になります。蜜には黒砂糖のほか、白砂糖が使われることもあります。
一方関西では強めに生地をこね、時間をかけて揚げるため食感は硬め。東北地方では薄い円盤状をしたものや、薄い瓦状、短冊状などバラエティに富んでおり、みそ味やごま味のかりんとうも作られています。
地域によりさまざまですが、小麦粉を水でこね油で揚げる、という基本は同じですよ♪
味もいろいろ
かりんとう専門店やかりんとうを扱う店舗では、さまざまな味のかりんとうが販売されています。黒砂糖や白砂糖の蜜をかける伝統的な味付けをはじめ、抹茶や黒ゴマ、ピーナツ、ホウレン草やカボチャなどの野菜を練り込んだもの。ワサビや七味、チーズ味などといった、お酒のおつまみになりそうなかりんとうもあります。
また、温州みかんやゆずなど風味たっぷりの果物かりんとう、ココナッツやアップルパイといったユニークなものも販売されていますよ♪
東京の老舗かりんとう専門店5選
1. あっと驚くかりんとうも!種類が豊富な「麻布かりんと」
歴史ある麻布商店街の一角に店を構える麻布かりんとは、地下鉄、麻布十番駅から徒歩2・3分の好アクセス。店内には、おしゃれなパッケージに入ったかりんとうがずらりと並んでいます。
かりんとうは都内デパート、ネット通販でも購入可能ですが、「こがし黒蜜・かりんとまん」は実店舗のみの販売となっています。
かりんと50選
とにかくかりんとうの種類が多い麻布かりんと。さまざまな味や色、形のかりんとうは、50種にも及びます。また、チョコをまとっとかりんとうや、丸いかりんとうの中にチョコが入ったかりんとトリュフチョコなど、洋風かりんとうも販売。季節に合わせた限定商品も発売されるのでこまめにチェックするのがおすすめです。
店舗情報
■店舗名:麻布かりんと 麻布十番店 本店
■最寄駅:都営大江戸線 麻布十番駅7番出口より徒歩2分、東京メトロ南北線 麻布十番駅4番出口より徒歩3分
■電話番号:03-5785-5388
■営業時間:10:30〜20:00
■定休日:毎月第2火曜
■公式HP:http://www.azabukarinto.com/
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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