ライター : 今野 直倫

JSFCAコーヒーソムリエ / バリスタ

コーヒー粉の扱い方をマスター

コーヒー豆にはたくさんの種類がありますが、粉タイプにもいろいろな種類があることを知っていましたか?粉タイプは、コーヒー豆を焙煎してからミルで挽いたもののことを指します。その焙煎の仕方も「浅煎り」「深煎り」とさまざまな方法があるんです。

コーヒー豆の挽き具合

「香りや味など自分の好みに合ったコーヒーを飲んでみたい!」と思っている方も多くいるはず。そんなとには、豆の挽き具合をチェックしてみてください。

挽き具合の種類には「粗挽き」「中挽き」「細挽き」などいろいろありますが、一般的に粉が細かくなればなるほど、濃く香りの強いエスプレッソ系のコーヒーになり、粗挽きのように粒子が大きいものほど、アメリカンのようなあっさりした味になります。

コーヒー豆と比較したメリット・デメリット

メリット

コーヒーを粉で買うメリットは、なんといってもミルを使わずに飲める手軽さではないでしょうか。コーヒー粉には、インスタントタイプとドリップタイプがあります。インスタントは、時間がない朝でもお湯を注ぐだけで飲めるのがメリット。個包装のドリップコーヒーは種類が豊富で、専門店の味や香りを手軽に味わえるのがメリットです。

ほかにも、個包装のドリップコーヒーは、種類も豊富でいろんなコーヒー専門店の味や香りを手軽に味わえるほか、ギフトとしても人気ですよね。豆で購入すると必ず必要となる、豆挽きの道具ミルも必要ないのもメリット。

また、家の近所にあるコンビニやスーパーなどで日常的に購入できる安心感は、やはりコーヒー粉の魅力だと思います。

デメリット

しかし、粉ならではのデメリットももちろんあります。コーヒーは、生鮮食品といわれるほど、鮮度がとっても大事!豆は最長3週間保存できるのですが、粉の場合はたったの3日です。

保存が利かない粉より、保存期間が長くさらに挽きたての香りを楽しめる豆は魅力的ですね。ただ、豆からコーヒーを淹れる際は、さまざまな道具をそろえなければなりません。

コーヒー粉の正しい扱い方

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ