ライター : morico

WEBライター/元居酒屋店長

通称「ドンペリピンク」ってどんなもの?

※画像はイメージです
一般的に「ドンペリピンク」や「ピンドン」と呼ばれることが多いですが、正式名称は「ドン・ペリニヨン ロゼ」です。フランスのモエ・エ・シャンドン社が製造するシャンパンで、淡いピンク色が特に女性の間で人気です。

ぶどうの産地や製法に厳格な決まりのあるシャンパンのなかでも、ドンペリは8年以上熟成させた高級シャンパンとして知られます。そんなドンペリよりも長く、10年ほど熟成させたものがドンペリピンクなんです。

「ロゼ」と「ドンペリピンク」は同じ!

ドンペリ・ロゼのボトルをよく見ると分かりますが、貼ってあるラベルが薄いピンク色をしています。またグラスに注いだ液体が淡いピンク色であることからも、日本では「ドンペリピンク」の愛称で呼ばれることが多いですね。

ドンペリピンクの特徴と味

原酒を混ぜ合わせたシャンパンの原型に少量の赤ワインを加えて着色する、アッサンブラージュ法で作られているのがドンペリピンク。色の調節を容易にするための製法ですが、赤ワインの渋みを抜くために長期熟成が必要になり、より手間と時間のかかるシャンパンとなります。

こうして完成したドンペリピンクは、爽やかでフルーティーな香りとコクがあって深みのある味わいが魅力。泡が細かくバランスのいいシャンパンとして人気で、どんな料理にも合うと評判ですよ♪

ドンペリピンクの相場はどれくらい?

シャンパンは一度栓を抜いたら保存できないため、お店ではボトルで注文する必要があります。価格相場はお店によって差があるものの、1本5万円以上することが多いです。価格が高く希少なため、一般的なレストランでドンペリやドンペリピンクを扱っているお店はほとんどありません。

ちなみに通販では、ドンペリ白が1本3万~5万円ほどで販売されているのに対して、ピンクは6万円台から販売されています。

ドンペリピンクの当たり年で選ぶ!おすすめ3選

ワインやシャンパンの原料であるぶどうの品質は毎年異なり、天候や日照時間などに恵まれて最高の状況で造られた年を「当たり年」と呼びます。当たり年のワインやシャンパンは、生産本数が安定したり長期熟成に適しているといったメリットがありますよ。

ここでは、当たり年に造られたドンペリピンクを3選ご紹介します。

1. 1996年

ITEM

ドンペリニヨン P2 ロゼ 1996

¥248,000〜

内容量:750ml

※2022年10月26日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
アメリカのロバート・パーカー氏が考え出した、100点満点の採点法がパーカー法と呼ばれ、点数がはっきりと出ることから消費者にも分かりやすいと評判に。そんなパーカー法で97点の高得点を獲得したドンペリピンクです。
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