ライター : leiamama

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そもそもダッチオーブンとは?

ダッチオーブンはもともと暖炉で調理するためにヨーロッパで使われていた分厚い金属製のフタつき鍋で、アメリカ合衆国の西部開拓時代に屋外で使用されるようになりました。最近では、煮る・焼く・蒸すなど幅広く調理できる万能鍋ということで、本格料理が楽しめるアウトドア料理の必須アイテムとなりました。 フタに炭火をのせることで、オーブンと同じように上下から同時に加熱することができ、じっくり旨味を逃さずに調理できるのが一番の魅力です。

どんな素材がある?

鋳鉄製のものが一般的で、価格も一番お手頃です。さびやすいなど手入れは多少大変ですが、使い込むうちに内側が油でコーティングされて焦げにくくなります。 黒皮鉄板製は鉄の表面に皮膜をつけ、さびにくくしたもので、金タワシで洗っても大丈夫なのでメンテナンスは楽になります。 カーボン製は、遠赤外線効果によってムラなく熱が広がり、食材の旨味を引き出します。 ダッチオーブンの新素材となるステンレス製の魅力は、使い勝手の良さ。耐久性もあり、お手入れがとても簡単なんです。

一般的なダッチオーブンとの違い

メリットは?

ステンレス製のダッチオーブンは、鋳鉄製のものよりお手入れが簡単なことが一番のメリット。鋳鉄製のダッチオーブンは、使い始める前に「シーズニング」というさび止め用ワックスを取り除く作業が必要になります。また使うたびにさびないためのお手入れも必要となります。でもステンレス製のダッチオーブンは、使い始めも使った後も、家庭用のお鍋と同じように食器用洗剤で洗うだけでお手入れは終了しますので、ダッチオーブン初心者にはピッタリ。 蓄熱性でもステンレス製の方が優れていますので、煮込み料理や保温調理をしたい人には、ステンレス製の方が良いでしょう。同じ大きさならステンレス製の方が軽くて持ち運びやすいので、女性が扱うなら特にステンレス製がおすすめです。

デメリットは?

デメリットとしては、鋳鉄製のダッチオーブンの場合、安いものであれば3,000円前後から手に入るのに比べ、ステンレスダッチオーブンの場合、20,000円前後とかなり高価な値段設定となっています。またダッチオーブンの熱伝導性(温まりやすさ)を比較すると、鋳鉄製のダッチオーブンが一番です。 デメリットではありませんが、ステンレス製は、鋳鉄製のダッチオーブンのように時間をかけて鍋を育てる楽しみが半減する!という意見もあります。

SOTOのステンレスダッチオーブンがすごい!

SOTOのダッチオーブンといえば、バッテンの取っ手が印象的なフタ。これに専用のリッドリフターを引っかけてフタを開閉します。ビジュアルとしてもかわいいですよね♪ SOTOのステンレスダッチオーブンはフェライト系ステンレスSUS430という素材を使っています。そしてこの厚さ4mmの鋼板が衝撃に強く、抜群の耐久性を発揮します。その上、SOTOのダッチオーブンは底面が平らなので家庭でも普段使いができるんです。

SOTOのステンレスダッチオーブンのメリット

一番のメリットはダッチオーブンの表面に塗られたワックスを落とし、表面を油の膜でコーティングするという面倒なシーズニングが不要なことでしょう。 購入後すぐに使い始めることができ、使用後のお手入れも非常に簡単。普通の鍋のように食器用洗剤で洗うだけでOKです。素材の特性としてさびに強いので、もし水分が残った状態で多少手入れをおこたっても、簡単にさびることはありません。これが鋳鉄製ダッチオーブンだと、残った料理をひと晩おいておくだけで、鉄が酸化したり、さびの発生で食べられなくなってしまうこともありますが、ステンレス製ならその心配もなくなりますね。さらに温度変化や衝撃にも強く、割れにくいのも魅力のひとつでしょう。
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