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大事なのはふたつのポイント。製菓用チョコレートの選び方

ポイント1. カカオ分をチェック

スイート・ミルク・ホワイト……と3つの製菓用チョコレートについて説明しましたが、味わいで選ぶなら、まずはカカオ分に注目してみましょう。 カカオ分とはカカオバターとカカオマスのことをいいますが、特にほろ苦さや風味への影響力を持っているのがカカオマス。一般的にはカカオマスが多く含まれているほど、チョコレートらしい香りと苦味が強くなっていますので、味で選ぶときの目安にしましょう。 一方カカオバターはなめらかな口どけのよさに影響しますが、カカオマスにも約55%のカカオバターが含まれています。

ポイント2. 作るスイーツに合ったものを

ガトーショコラやブラウニーのようなカカオのほろ苦さを強調させたい焼き菓子なら、熱を加えてもチョコレートの香りがリッチに残りやすいスイートがおすすめです。 生チョコやガナッシュのように調和のとれたチョコレートの味わいを楽しみたいスイーツなら、クセの少ないミルクを選ぶとバランスがとりやすくなります。抹茶やいちごパウダーを混ぜ込んでフレーバーを付けたいときは、ホワイトを選びましょう。 「何を作りたいのか×食べる方の好み」によって選ぶとよいですね♪

カカオの香りが濃厚!製菓用スイートチョコレート3選

1. 大人向けのエレガントな味わい「ヴァローナ社 グアナラ」

ITEM

ヴァローナ VALRHONA グアナラ 70% フェーブ 1kg【クーベルチュールチョコレート】

¥4,600〜

世界中のショコラティエやパティシエも愛用する、フランス・ヴァローナ社のチョコレート。独特の形はフェーブ・タイプと呼ばれていて、通常なら熱が伝わりにくい真ん中部分をくぼませることで、全体を均一に溶かしやすい形状となっています。

※2018年3月26日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
数あるブラックチョコレートの中でも最高級レベルだといわれているのが、こちらのグアナラです。カカオ分は70%と高く、チョコレートらしさいっぱいのほろ苦さが、力強く感じられるほど。甘さと香ばしさが混じったようなフルーティーな香りがあとを引きます♪

2. ハイカカオ初挑戦の方にも◎「大東カカオ スペリオール エクアトゥール 」

ITEM

大東カカオ スペリオール エクアトゥール 1kg ク―ベルチュール

¥2,000〜

1924年創立の老舗、大東ココア。日本のメーカーなので、海外のものよりも、日本人の口になじみやすいと言われています。お手頃な値段で買いやすいのも、多くの方に愛用されている理由です。

※2018年3月26日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
香料を一切使わず、純粋なカカオの香りを100%楽しめるブレンドになっています。先にご紹介したヴァローナ社のグアナラと同じカカオ分ですが、甘さ・コク・香りのバランスがよく、ビターな割に食べやすい味わいです。よりハイカカオなものをお求めの方は、同じスペリオールシリーズのタンブルもチェックしてみてくださいね♪

3. マルチに使いたい「ベルコラーデ ノワール・セレクシオン」

ITEM

ベルコラーデ クーベルチュール ノワール・セレクシオン1kg

¥2,970〜

チョコレートといえば、ベルギーも有名ですよね。べルコラーデは、使用する油脂はココアバターのみ・香料は天然由来のバニラのみとすることで、ベルギーチョコレートならではの伝統的なおいしさを守り続けています。

※2018年3月26日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
カカオ分は、ほどよい苦みが感じられる55%。甘み・酸味のバランスもとれていて、スタンダードなスイートチョコレートとして使っていただきたいひと品です。クセがないのに香りがよく、焼き菓子から生チョコ・ガナッシュまで幅広く使いやすいですよ。溶かしやすいコイン型なのも嬉しいですね。
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