ライター : dressing

こだわりが詰まった焼きそばに、食通も唸る

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
ラーメンやうどん、そばの陰に隠れがちで、どちらかと言うとお祭り屋台のフードやB級グルメのイメージが強い「焼きそば」だが、近ごろは麺やソース、材料などにこだわるオリジナル焼きそばを売りにする店が注目を集めている。 完全無添加、茹でたて焼きたて、そして具なしなど、食べてみないとわからない奥深い焼きそばワールドを体感できる店を紹介していこう。

B級グルメのイメージを覆す、「無添加焼きそば」とは?

無添加焼きそばの専門店・白金高輪『無添加 焼きそばBAR チェローナ』。麺は複数の産地の国産小麦をブレンドした生麺を茹でた後、菜種油を鉄板にのばし、片面をしっかり焼く。
具材は甘みとコクのある「アボカドポーク」と、随時おいしい産地を選んで使うキャベツ。そして最大の“無添加”ポイントは、国産野菜をたっぷり使って添加物フリーで仕上げたオリジナルソースとかつお節、さば節など8種類の節粉をブレンドしたうまみ粉、ローストしたエビとイカ入りの自家製天かすだ。夜はタパスメニューと酒を楽しめるバーになる同店で、飲んだ〆の焼きそばを堪能しよう。 【店舗情報】 無添加 焼きそばBAR チェローナ 住所:〒108-0072 東京都港区白金1-3-14 スリーエムコーポ1F 電話番号:03-3444-8938

打ちたて・茹でたての麺を即、鉄板にイン! 絶妙な麺使いが光る焼きそば店

神保町で2時間待ちの行列を作る焼きそばの姉妹店が高田馬場に続いて、自由が丘にも開店。『鉄板家 シュウ 』(旧名『真打みかさ』)は、1カ月以上寝かせた豊潤な特製ソースと、打ちたての自家製麺にこだわる焼きそばが魅力。100%北海道産の小麦を使い、店内の製麺室でその日に使う分を製麺し、茹でたてをそのまま鉄板の上に広げて炒める。
1カ月以上熟成させた野菜・果物ベースのソース味のほか、隠し味でビネガーを加えた塩味も人気。トッピングも選べ、最後にふんわりと焼かれた玉子を載せると完成だ。鉄板前の孫(ソン)さんとスタッフの一糸乱れぬチームワークを眺めながらの一杯もオツだ。 【店舗情報】 鉄板家 シュウ (【旧店名】自家製麺やきそば専門 真打 みかさ) 住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-28-8 自由が丘デパート3F 電話番号:03-5726-9216

シンプルを極めた“具なし”の焼きそばは、食通をも虜にする味わい

モダンチャイニーズの先駆け的存在であり、食通たちの舌をうならせる浅草の中国料理店『龍圓』(りゅうえん)。ここで味わえる焼きそばは、まさかの“具なし”! 自家製麺をオイスターソースと自家製スープ、紹興酒などのソースで和えるだけの、いたってシンプルな一品だ。
水出しの昆布でだしを取り、鶏肉と豚肉を丁寧に煮込んだ絶品の自家製スープにより、うまみに奥行きと広がりが生まれる。見た目とは裏腹の奥深い焼きそばは、誰もが魅了されてしまう逸品だ。 【店舗情報】 龍圓(りゅうえん) 住所:〒111-0035 東京都台東区西浅草3-1-9 電話番号:050-3373-1048
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