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ドライ野菜がプチブームに!
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
切った野菜を乾燥させたドライ野菜が今、売れているんです。必要な分だけ使えて、切る手間なし、日持ちもするなど良いことづくめ! 人気のアイテムと活用方法を伊勢丹新宿店・シェフズセレクションで乾物などを担当する上林希さんに聞きました。
スープ・煮物・サラダなど用途はさまざま
「ドライ野菜は水で戻してサラダに入れたり、そのまま煮物やスープの具にしたりと、さまざまな使い方ができます。切る手間もなく下ごしらえがいらないため、料理の時短にもなりますよ。生野菜を余らせがちな少人数世帯の方や、忙しくても野菜をしっかりとりたい女性などにリピーターが多いです」
野菜たっぷりスープを手軽に「HOSHIKOでお弁当」
炊き込みご飯専用やラーメン専用など、ユニークなドライ野菜を展開するブランド<HOSHIKO>。そのこだわりの1つが使用する野菜のすべてが熊本県産であること。さらに野菜を新鮮なうちに乾燥させ、保存料やブドウ糖などは一切使用していないので、野菜本来のうまみや風味が楽しめます。
「HOSHIKOでお弁当」は、その名の通り、お弁当のお供用として登場したアイテム。12種類もの乾燥野菜をバランスよくブレンド、1袋にスープで約5回分の分量が入っています。朝、スープジャーに調味料と一緒に入れてお湯を注いでおくだけで、ランチタイムには野菜たっぷりのスープが出来ているという優れものなんです。
「調味料を使用していないので、お味噌を合わせれば和風、コンソメで洋風などその日の気分に合わせて味が変えられるのもうれしいですね。スープ以外にも、お湯で少し戻してからチャーハンなどに入れると彩りがぐっと良くなります」
伊勢丹新宿店の一番人気! 「日本の野菜シリーズ」
日本全国へ赴き、昔からその土地で親しまれている優れた食材や名物、伝統菓子などをセレクト・発信しているブランド<仁右衛門>。
同ブランドが手がける「日本の野菜シリーズ」は、国内産の野菜を乾燥させたもの。伊勢丹新宿店で扱うドライ野菜のなかでも一番の人気を誇るシリーズです。特にたまねぎのドライ野菜は珍しいこともあってリピート買いする人が多いのだとか。
「好評のたまねぎはチャーハンにふりかけたり、お味噌汁にそのまま入れたりして使えます。かぼちゃはシチューに入れると彩りが良くなりますし、ごぼうは煮物やかき揚げにすると美味しいですよ。どれも下ごしらえに手間がかかる野菜なので、常備しておくと時短になって便利です」
彩り、食感、甘みが魅力の「米良糸巻大根 切り干し」
切り干し大根といえば、煮物によく使われる定番の乾物。伊勢丹新宿店で人気なのが「米良糸巻大根 切り干し」です。細切りのものが多いなか、こちらのアイテムはいちょう切りというのが特徴。米良糸巻大根は、500年以上も前から宮崎県西米良村で作られてきた希少な伝統野菜で、一般的な大根と同じ白色のもののほかに紫色のものもあります。
味わいはしっかりとした歯ごたえが特徴。加えて強い甘みがあるので、酢の物に使うときは砂糖を入れなくても美味しく仕上がるのだとか。
「白和えや煮物、炒め物など用途の広いアイテムですが、個人的におすすめなのが、お湯で戻した後サラダに加える食べ方。コリコリとした食感がアクセントになるんです。お好みのドレッシングでどうぞ」
皮までやわらか! 高知県産トマトをまるごと乾燥「土佐ドライトマト」
高知県産のトマト「桃太郎」を皮ごと2日間かけて乾燥させ、皮までやわらかな食感、甘みと酸味のバランスに優れた味わいが特徴の「土佐ドライトマト」。伊勢丹新宿店に並ぶさまざまなブランドのなかでも人気が高いんだそう。お湯で戻さずそのままでも食べられるので、小腹が空いたときのおやつ代わりにも。
「そのままでも美味しいのですが、クリームチーズなどと一緒にカナッペにして食べるのがおすすめです。ニンニクと一緒にオイル漬けにすれば、風味がオイルにも移ってオイルごとパスタなどに使えますよ!」
「湿気を含まないよう、開けたら短期間で使い切りましょう」と上林さん。手軽に栄養がとれて料理の幅もぐんと広がるドライ野菜、普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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