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「大吟醸」や「純米酒」ってどう違うの?
日本酒を見分けるポイント
日本酒には、ラベルなどに大吟醸・純米酒などと書かれていますよね。
これは、醸造方法などの違いを表しており、一般的に醸造酒と純米酒の違いは、「米と麹」だけで作られているかどうか、それ以外の原料も含まれているかどうかを表しています。
醸造酒は米・麹の他に醸造用アルコールが配合されています。一方、純米酒は、米・麹以外の原料は含まれていません。
この特定名称に、吟醸酒・醸造酒と記載されていれば吟醸酒、純米の記載があるものは純米酒に分類されます。
また、原料によってもランク分けされており見分けるポイントのひとつになっています。
大きく分けると「純米酒」と「本醸造酒」の2種類!
「純米酒」とは?
純米酒とは、米・コメ麹のみから作られた日本酒です。
純米酒は、純米大吟醸・純米吟醸酒・特別純米酒・純米酒の4種類に分類され、精米歩合によってそのランクが分かれています。
純米大吟醸では、精米歩合が50%以下と定められているので、お米を半分以上削り作られています。アルコールを添加しないため、長時間低温で発酵させる必要もあり、手間と時間がかかります。その為、お値段も他の日本酒に比べてお高めです。
「本醸造酒」とは?
本醸造酒とは、米・こめ麹・醸造用アルコールから作られています。
醸造用アルコールは、使用する白米の10%以下と定められており、それ以上のアルコールを使用した場合、普通酒に分類されます。
大吟醸酒・吟醸酒の場合、発酵を促すために醸造用アルコールを添加しているので添加量も少なく、味に深みと丸みが生まれおいしく仕上がります。
醸造用アルコールを添加することで、丸みのあるお味に仕上がり、日本酒初心者さんにもおすすめです。
それぞれのお酒はどんな味わいなの?
純米酒
純米酒は、香り・色沢ともに良好なものが多く、味に深みとコクがあるのが特徴です。
お米本来の旨みがストレートに反映されるので、米の産地や酒場の水などによっても味が異なり、飲み比べも楽しいお酒です。
お値段もお手頃なものが多いので、デイリーに飲みたい方におすすめです。
大吟醸酒、吟醸酒
大吟醸酒・吟醸酒は、精米歩合60%以下とより磨かれたお米を使って醸造されるので
繊細な味が楽しめるのが特徴です。
日本酒の中でも、特に香りが高くフルーティーな爽やかな後味を楽しめます。
飲み口も軽いので、日本酒初心者さんや女性の方も飲みやすく人気があります。
香りが高いので、ワイングラスで楽しむのもおすすめです。
贈答品としても人気なのが大吟醸酒です。
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