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なぜくっ付く?フライパンを焦げ付かせない秘訣は?
くっ付きやすい温度を避ける!
フライパンの温度が80℃になると、食材がフライパンにくっ付きやすくなると言われているんです。フライパンが十分に温めらないうちに食材を焼き始めてしまうと、くっ付きやすくなる80℃を通過することになります。食材がこびり付いてしまうことを避けるには、調理する前に、フライパンの温度を80℃以上にしっかり温めておくことが重要なんですよ。
間違った洗い方をしているかも!?
フライパンを使ったあとすぐに水に浸けたり、洗剤を使ってゴシゴシ洗っていませんか?このような間違った洗い方が、焦げ付きの原因にもなっている可能性があります。
フライパンを使用したあとは、まずキッチンペーパーなどで汚れを拭き取りましょう。そのあとお湯に漬け、洗剤は付けずにスポンジでやさしく洗います。洗い終わったら水を切り、強火で加熱して水分を飛ばせば完了です。
コーティング加工のものは「空焚き」NG
コーティング加工のフライパンは、高い温度に弱いという弱点があります。フライパンを空焚きし、高温になるとコーティング加工がはがれることが……。フッ素加工のフライパンは、特に急激な温度変化には注意しましょう。フライパンの熱が冷めないうちに冷たい水に浸けることも、コーティングがはがれる要因になってしまうんですよ。
あなたは識別できる?コーティング加工フライパンの種類
テフロン加工
テフロン加工とは、フッ素樹脂を使用した加工法のなかでも、アメリカのデュポン社のフッ素樹脂を使用したものを指します。一般的なフッ素樹脂加工のものと大きな違いはないのです。
食材がくっ付きにくく、汚れが落ちやすいという特徴があります。高温に弱いので、空焚きは絶対にしないようにしましょう。
フッ素樹脂加工
フッ素樹脂加工は、もっとも普及しているフライパンの加工方法です。「摩擦係数」が非常に小さなフッ素樹脂をコーティングすることで、食材の滑りがよくなり、くっ付きにくくなります。汚れも簡単に洗い流すことができ、価格が安価な点も魅力的ですね。
ただ、摩擦と熱に弱いというデメリットもあるので、金属製のフライ返しや強火での使用は控えるようにしましょう。
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