ライター : cucunyaroti

なたまめをおいしく食べてみよう

みなさん突然ですが、このさやいんげんビッグ版みたいなお野菜を知っていますか?このお野菜の名前は「なたまめ」と言います。「はじめて聞いた!」というかたも多いかと思いますが、実は普段の生活の中でも知らず知らずのうちに摂取している身近なお野菜なんです。 今回はこの不思議な形をした「なたまめ」の特徴とおいしい食べ方のコツ、またアレンジレシピを詳しくご紹介していきたいと思います。スーパーや農産物直売所などで見つけたらぜひ一度手に取ってみてくださいね。

なたまめってどんなお野菜なの?

なたまめは1年草のマメ科の植物。刀やなたのような形をしていることから「なたまめ」と呼ばれるようになったようです。大きくてインパクトのある形なので一度見たら忘れられないお野菜ですよね。花が絶え間なく咲き続けることから、日本では「縁起物」として鹿児島県で多く栽培されていました。現在では産地のグローバル化が進み、全国各地で栽培できるようになっています。 なたまめには2つの収穫方法があります。1つ目は柔らかい若さやのうちに収穫する食べ方。さやいんげんと同じように天ぷらやサラダにして食べるのが一般的です。2つ目は成熟して固くなってから収穫する食べ方。煎じてお茶にするととても体が温まりますよ♪

なたまめの目利きポイント

なたまめは放っておけば70cmほど大きくなるというデータもあるほど生命力がとても強いお野菜です。食べておいしいのは10cmから20cmほどの大きさがベスト!これ以上大きくなると、香りや旨みが少なくなってしまいます。 若さやで食べるときは黄緑色のものを選ぶようにしましょう。ハリツヤがよいのが新鮮なポイント!収穫したてのなたまめはジューシーでお豆本来の素朴な甘みを感じられますよ。

なたまめってどんな食べ方がおいしいの?

素朴なおいしさが魅力の天ぷらやサラダで♪

フレッシュななたまめを楽しむならサラダや天ぷらがおすすめです。なたまめはさやいんげんと同じように軽く下茹でしてから使います。茹ですぎると香りが飛んでしまうので、茹ですぎには注意しましょう。 天ぷらはそば天にベストマッチ!プリッとしたお豆の食感がくせになる味わいです。サラダは醤油やごまなどの和風、オリーブオイルやバルサミコ酢などを使った洋風、どちらとも相性がよいですよ♪

カレーに欠かせない「福神漬け」にも入っている!?

実はなたまめ、カレーライスのお供として欠かせない「福神漬け」にも入っているんです!福神漬けとは「ウリ・レンコン・シソ・カブ・ナス・ダイコン」そして「なたまめ」この7種類のお野菜が入った醤油ベースのお漬物です。 なたまめは若いうちに収穫した若さやを輪切りにして使います。切ったときの断面が特徴的なので「なんの野菜だろう?」と思っていた人もいるのでは?
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