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ドラえもんのどら焼きが新宿に…!
「ドラえもん」といえばアニメファンでなくても、一度や二度は観たことのある、誰もが知っている国民的人気アニメ。そのアニメのなかで、ドラえもんの大好物がどら焼きだということも、皆さんご存知のとおりです。
そのドラえもんが大好きだったどら焼きのモデルが、新宿にある「時屋」のどら焼きだったといわれています。ドラえもんだけでなく、甘党なら誰でも一度はいただきたい時屋のどら焼き。その「時屋」の店舗情報やメニューなどを見てみましょう。
漫画家の藤子F不二雄氏も通った「時屋」
JR新宿駅西口から東へ歩いて2分ほどのところ、新宿西口ロータリー入口交差点の前にある、新宿西口ハルクの1階にある甘味喫茶です。店頭には料理サンプルが陳列されたショーケースがあり、反対側にはお持ち帰り専用の販売コーナーが設けられています。
甘味「喫茶」と銘打つだけあって、木目を基調とした明るい店内は、さながらカフェのようなインテリアです。テーブル席やシート席など、計55席ほどの広いレイアウト。武者小路実篤氏が描いた絵画などが飾られていて、いつも甘い香りが漂う落ち着いた雰囲気のお店です。
藤子F不二雄氏も愛した甘味処
戦後間もない1948年の創業で、この新宿で70年近く営業を続ける老舗の甘味処。手作りにこだわったどら焼きは、売り切れることもよくあるようですね。創業以前は時計店だったそうで、その時計をモチーフしたのが現在の焼き印のロゴとなっています。
この時屋のどら焼きが好きで、よく通っていたのが故藤子F不二雄氏。藤子不二雄という名前は、藤本氏(藤子F不二雄)と安孫子氏(藤子不二雄Ⓐ)のコンビ名なんです。その藤本氏が好物のこちらのどら焼きをモデルに、ドラえもんの大好物にしたという有名な逸話があります。
漫画誌でドラえもんの連載がはじまった当初は、「時屋のどら焼き」が大好物というシーンがあったとのこと。その後はただの「どら焼き」だけになったそうですが、45年以上前のことですので、真相については今となっては不明です。
どらえもんの大好物「どら焼き」
アニメのなかでドラえもんが「甘すぎるどら焼きは邪道だ!」と、持論を述べるシーンがあります。その言葉どおりに、甘さ控えめの素朴な味わいが特徴のどら焼きです。ひとつひとつ手作りで持つとずっしりと重みがあり、中サイズ以上はすべて時屋のロゴが焼き印されています。
両面焼いてある生地はしっかりした食感で、ほどよい甘さで香ばしいのが特徴。 なかの餡は大納言あずきでぽってりしていて、風味のよさが際立ちます。派手さはありませんが基本に忠実などら焼きという印象です。生クリームをトッピングするとさらに味の変化を楽しめますよ。
ふわふわと軽いタイプではなく、しっかりしてもちもちした固めの生地。大納言あずきを使用した餡は粒がはっきりしていて、あずき本来の上品な甘みでくどくなく、バランスのいいどら焼きに仕上がっています。
直径25cmの特大栗入りドラ焼きも
時屋のお持ち帰りコーナーには直径が約25cmほどもある、特大どら焼きが陳列されています。画像では比較するものがないので分かりにくいですが、真ん中の焼き印は中どらなどと同じなので、その大きさを理解してもらえるのではないでしょうか。
重さは1.5kgでお値段はなんと2,570円!もちろん一人や二人で食べられる量ではなく、なにかのイベントなどにサプライズとして、おみやげ用に買い求めていく人が多いようです。
特大サイズ以外に、小(190円)と中(300円)、大(1,100円)の4サイズがあります。画像の下が小で、その上がドラえもんが持っているいつもの中サイズ♩これくらいのサイズでしたら、ご家庭でいただくのにちょうどいいですね。
店内ではお茶と一緒にどうぞ♩
お持ち帰りコーナー横の入り口から店内へ入ると、できたてのどら焼きをいただくことができます。すべてお茶とセットになっていて、中どら焼きと煎茶のセットが600円、黒豆茶セットが660円、抹茶セットが730円となっています。お好みのお茶でどうぞ!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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