なぜ日本酒の香りはフルーティー?おすすめ銘柄も一緒にチェック

日本酒の味の説明などで、よく「フルーティー」という言葉が出てきますよね。しかし、日本酒にはもちろん果物は使われていません。なぜフルーティーな味わいがするのでしょう?そんな不思議から、おすすめの日本酒まで一挙ご紹介していきますよ。

魅惑の香りを持つ吟醸酒

近年、海外での和食人気の高まりと共に日本酒の評価も上がっています。特に、フルーティーと評されることが多い吟醸酒はフレンチ等とも相性が良く、ミシュランの星を獲得するようなレストランでも提供されるほど。

このフルーティーな香りは吟醸香と呼ばれ、日本酒のツウ達を魅了し続けています。今回は、この香りの秘密と人気の吟醸酒11選をご紹介します。読み終える頃にはあなたも日本酒ツウ!

日本酒がフルーティーな香りを放つ理由

日本酒の吟醸香について

日本酒、特に吟醸酒を評する言葉として「フルーティー」という言葉をよく聞くと思います。でも、なぜ米を原料とする日本酒からフルーティな香りがするのかはご存知ですか?

その正体は吟醸酒に含まれる「酢酸イソアミル」や「カプロン酸エチル」といった化合物たち。この成分はメロンやリンゴなど果物にも含まれているので、「吟醸酒=フルーティーな香り」となるわけです。

吟醸香の正体

吟醸香の正体は果物にも含まれる化合物という事はわかりました。では、なぜその吟醸香が発生するのでしょうか?

秘密は日本酒の発酵にあります。この発酵を酵母にとって過酷な状況で行うことによって、吟醸香の元となる高級アルコール属が生成されるというわけです。

吟醸酒づくりに於いて精米歩合を高める「磨き」が重要となるのはこのためです。磨きを高めることで栄養素が減り、酵母にとって過酷な環境となるカラクリです。

買うべきは吟醸酒

上で見たように、フルーティーと言われる吟醸香は日本酒の吟醸酒で感じることができます。その吟醸酒の中でも特別に人気の高いお酒を、どどんと11種類紹介しちゃいます!

全部フルーティー!日本酒11選

高木酒造「十四代」

山形県村山市の高木酒造。こちらの実に3,500坪に及ぶ敷地内で「十四代」は作られています。冬仕込みの真っ最中は辺り一面雪景色。この雪があるからこそ、もろみの発酵がうまく進むんだとか。

覚えやすいこの「十四代」という名前には、ちょっとしたエピソードがあります。実は「十四代」の他にも「十三代」をはじめ、「十五代」や「十六代」という名前を商標登録しようとしたところ、「十四代」以外の全てが却下されてしまったとのこと。確かに数字を使った名前は商標登録が認められにくいのですが、それにしてもなぜ十四代だけ……?

「十四代」は非常に高級なプレミアム日本酒として知られ、中でも「中取り大吟醸」は兵庫県でも特A地区の「山田錦」を35%まで磨きあげて作られた逸品。きれいな甘みと濃厚な旨味。めったにお目にかかることの無い幻の1本です。

旭酒造「獺祭」

朝日酒造は山口県周東町獺越(おそごえ)にあります。「獺祭」の当初のキャッチコピーは『山の中の小さな蔵』でしたが、押しも押されもせぬ人気で今や製造能力50,000石、高さ59mの蔵。

この旭酒造の特徴は杜氏制度を廃止し、社員による醸造を実現したところ。これにより、顧客からのリアルタイムな要求に応える四季醸造や品質問題の随時改善が可能になりました。

さて、「獺祭」と言えば「二割三分」が有名ですね。二割三分とは23%、つまり原料の山田錦を23%まで磨き上げてお酒を造っているというわけですね。二割三分を味わうのに最適な温度は常温から10~12℃程度。冷蔵庫から取り出して10分程度がおすすめ。美しいとも思える香りと甘みがバランスよく楽しめます。

一ノ蔵「ひめぜん」

一ノ蔵は宮城県大崎市にある酒造で、昭和48年に県内4つの会社が合同で設立しました。設立と同時に最先端の向上を建設、それによって現在のような、多彩な製品の開発が可能となりました。

「ひめぜん」は、可愛らしい赤を基調としたラベルが目を引きます。日本酒としては低アルコールの8%。日本酒に不慣れな方や、軽くおしゃれに日本酒を楽しみたい方にぴったりのお酒です。爽やかな酸味と柔らかな甘みをどうぞ。

一ノ蔵「すず音」

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