ライター : マサコ

監修者 : 工藤 孝文

みやま市工藤内科 院長

夜中だけど、ラーメンが食べたい!

晩ご飯をしっかりたべたはずなのに、なぜか夜中になると小腹が空いて困ってしまうこと、ありませんか? 軽くお菓子なんかをつまんでしのごうとしても、そこからうっかり食欲スイッチが入り、我慢の果てに結局ラーメンを食べてしまうこともあるでしょう。 そもそもなんで食べてしまうのでしょうか。今回は、その欲求についてや、夜中に食べる場合の注意点をまとめました。夜中にラーメンを食べたい人は、一度この記事に目を通してみてくださいね。

なぜ夜中にラーメンが食べたくなるの?

夜中に襲う「飯テロ」という名の恐怖

まったりと夜長を過ごしていると、飯テロと呼ばれるテレビ番組が始まったりすることがありますよね。芸能人が行きつけのお店を紹介していて、ほかのゲストたちがわいわいガヤガヤしながらご馳走を食べ始める。視聴者側としては「なんておいしそうなんだ」と食い入るように見てしまう。よって、飯テロと呼ばれています。 空腹スイッチが入る→何かおいしいものが食べたい→でも家にはそんなご馳走はない……となると、遅くまでオープンしているラーメン屋さんに向かうか、もしくは家に買い置きしているインスタント麺を作り始める、というパターンに陥っていくわけです。

ハードな一日の終わりにはお手軽なラーメン?

残業で帰りが遅くなってしまったとき、そんなときもラーメン率が高くなりませんか? ラーメン屋さんはオーダーしたらすぐに出てきて、サクッと食べて帰宅できます。少しでも早く家に帰って落ち着きたい人の強い味方、それがラーメンでもあったりします。

飲んだあとのラーメンはなぜおいしい?

飲んだあとにはシメにラーメン、という人も多いはず。特に、ご飯を食べずに飲み続ける人は、最後になってお腹が減ってしまい、ラーメン屋さんに立ち寄る人もいるのではないでしょうか。

アルコール分解のための成分を欲している

ラーメンには、豚肉やかつお節にアラニン、小麦にグルタミンといった成分が含まれており、これらには、アルコールの分解をスムーズにする作用が認められています。(※1) 体がアルコール成分を分解するために必要な栄養分が、ラーメンには含まれているというのは、もしかしたらよりおいしいと感じる理由かもしれませんね。
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