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鼻にツーンとくるものと言えば……
それは、間違いなく「わさび」!日本人ならすぐに分かる、あのわさびのツンと鼻にくる感じ……。口にすると、ときには涙が出てしまうほどの強い刺激と香りがあるものですよね。
お寿司やお刺身に欠かせないわさびですが、このニュアンス、外国人に伝えるとしたら?さて、一体どんな風に表現したらよいのでしょうか?
まずはわさびについて知っておきたい
わさびを英語で。その前に、日本語で説明できなくちゃ!そもそも私たちがよく食べているわさびって、どんなものなの?
わさびは食用植物
アブラナ科ワサビ属の食用植物であるワサビ(山葵)。 強い刺激性のある独特の香辛料として、その香りと味を楽しめるほか、古くは薬草として、また抗菌効果もあることから、消臭や食中毒の予防にも用いられてきました。
栄養素には、ビタミンCやカリウム、カルシウム、アリルイ、ソチオシアネートを含んでいます。水の中で育つものが「水わさび」や「沢わさび」と、畑で育つものが「畑わさび」や「陸わさび」と呼ばれています。主に生食用には水わさびを、わさび漬けなどには畑わさびが使われているんですよ。
産地や旬は?
日本原産のわさび。島根県益田市、長野県安曇野市、静岡県静岡市が、日本三大のわさび産地として知られています。本来、山間の渓流に自生していたものですが、江戸時代に静岡で栽培がはじまりました。握りずしにわさびを付けるようになったのも、江戸時代からなのだそう。
通年おいしく食べることができますが、もっとも辛味を増すのは冬に収穫されたものなんですよ。すりおろして使うのは根茎の部分。葉や花の部分は佃煮などに、と、残さず食べることができます。
英語でも「Wasabi」でOK?
Wasabiでちゃんと通じちゃいます!
まず、わさびそのものについては、「Wasabi」あるいは「Wasabi Mustard(ワサビ マスタード)」で、一般的に通じるようです。わさびは、「Sushi(寿司)」や「Tofu(豆腐)」などに並んで、有名な日本の食材のひとつ。寿司を知っている外国の人なら、もれなくWasabiも通じると思っていいでしょう。
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