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この記事でわかること
「保冷剤」の正しい処分方法や再利用の方法について解説します。保冷剤の中身は水と高吸水性ポリマーで構成。誤飲には注意が必要です。一般的に可燃ごみとして処分されますが、自治体の指示に従う必要があります。
再利用方法としては芳香剤やキャンドルスタンド、園芸用の保水剤として活用可能です。
再利用方法としては芳香剤やキャンドルスタンド、園芸用の保水剤として活用可能です。
保冷剤の捨て方
一般的に保冷剤は可燃ごみ・燃えるごみとして捨てることができます。ただし自治体によって分別方法が異なり、不燃ごみ・燃えないごみとして扱われる場合も。必ず自治体の公式HPなどを確認し、住んでいる地区のルールに従って捨てるようにしましょう。
保冷剤の種類と捨て方
なお保冷剤には大きな板状の「ハードタイプ」と、小さな袋に入った「ソフトタイプ」があります。自治体によってはハードタイプとソフトタイプで捨て方が異なるケースもあるので、よく確認してみてくださいね。
▼主要自治体の保冷剤の捨て方
▼主要自治体の保冷剤の捨て方
自治体名 | 分類 |
---|---|
札幌市 | 燃やせるごみ |
東京都新宿区 | 燃やすごみ |
横浜市 | 燃えるごみ (水が入っている場合は空にしてから) |
名古屋市 | 可燃ごみ |
大阪市 | 普通ごみ |
福岡市 | 燃えるごみ |
保冷剤の中身は何?有害物質は含まれている?
保冷剤を捨てるには、中に何が入っているか知ることが重要です。保冷剤の中身の約98%は水で、残りは「高吸水性ポリマー」という物質でできています。
高吸水性ポリマーは水を固める性質があり、保冷剤のほか紙オムツやペットシートなどに使われているのが特徴。また容量の500〜1000倍もの水分を吸収することができるため、捨てる際には注意が必要です。(※1)
高吸水性ポリマーは水を固める性質があり、保冷剤のほか紙オムツやペットシートなどに使われているのが特徴。また容量の500〜1000倍もの水分を吸収することができるため、捨てる際には注意が必要です。(※1)
有害物質は含まれていないが、誤飲には注意が必要
なお昔の保冷剤はカチカチに凍らないようにするために「エチレングリコール」という中毒性のある原料が使われることがありましたが、現在日本で作られている保冷剤にエチレングリコールはほぼ使われていません。
中身に触れてもとくに問題はないものの誤飲すると危険なため、小さなお子さんの手の届かないところに保管するようにしましょう。(※1,2)
中身に触れてもとくに問題はないものの誤飲すると危険なため、小さなお子さんの手の届かないところに保管するようにしましょう。(※1,2)
保冷剤を捨てる際に注意するポイント
前述したように保冷剤に含まれる「高吸収性ポリマー」は吸水性が高いため、水道やトイレに流すのはNGです。トイレや水道の水を吸収し、詰まってしまうおそれがあります。捨てる際は中身を出さず、自治体のルールに従って処分するようにしましょう。
【まとめ】保冷剤の中身と捨て方
- 保冷剤は可燃ごみ・燃えるごみとして捨てることが可能
※自治体のルールをよく確認する - 吸水性が高いため水道やトイレに流すのはNG
- 保冷剤の中身の約98%は水で、残りは「高吸水性ポリマー」
- 現在日本で作られている保冷剤に有害物質はほぼ含まれていない
※誤飲には注意が必要
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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