金目鯛

全体的に赤い色をしていて、目が金色の魚「金目鯛」。主な産地は、千葉県や静岡県、神奈川県、高知県、長崎県(沖縄海域)です。金目鯛というと、思い浮かぶのは「金目鯛の煮つけ」でしょうか。金目鯛って高級魚ですよね。国産はもちろん、スーパーや業務用として販売されているニュージ―ランド産も少しお高めだそうです。

メルーサ

メルーサは、ニュージーランドやオーストラリア南東沖に生息している深海魚です。1975年ころから日本船で漁獲、国内で販売されるようになったそうです。白身の魚でクセがなく、フライやムニエルにして食べるとおいしいですよ。 マクドナルドのフィレオフィッシュもメルーサだといわれていましたが、今は違う魚なのだとか。今も、深海魚なのでしょうか……。

桜えび

桜えびも昼間は水深150〜300mに棲息している深海魚だそうです。駿河湾の特産物でもありますね。干しえびにして出回っていましたが、1990年代、生鮮品としても販売されるようになりました。どちらも高級品ですが、台湾からの輸入品は比較的安価な値段で売られているので人気があるそうです。かき揚げにしたり、お好み焼きにも利用されることもありますね。

のどぐろ

標準和名はアカムツですが、日本海で呼ばれているのどぐろのほうが有名ですね。口を開けると喉元が黒いことから、そう呼ばれるようになったとか。1kgあたり6千円になることも珍しくないお魚です。塩焼きにするとおいしいですよ。

銀鱈(ぎんだら)

銀鱈は、水深約300~2000mの深海の泥底に生息している深海魚です。体長は1mを超え、13kgもある大きな魚です。なので、スーパーなどでは丸々1尾ではなく、切り身にして販売されています。白身の魚で脂肪分が多いため、煮つけや塩焼き、味噌漬けなどの調理法があります。

グロテスクだけどおいしい深海魚

いかがでしたか? 一般的に水深200mより深いところに棲んでいる魚を深海魚と呼びます。静岡の駿河湾ではゲホウ(別名トンガリ)の刺身やトロボッチ(メヒカリ)」や「メギス」などの深海魚をすり身にし揚げたはんぺん「戸田のはんぺん」、深海魚を丼にした「深海丼」が食べられるお店があるそうです。見ためはグロテスクですが、どれも食べるとおいしいようなので是非食べてみてくださいね。
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