マッサンで人気再燃!安くてうまい「赤玉ポートワイン」の美味しい飲み方

1907年の誕生以来なんと100年以上も愛され続ける赤玉ポートワイン(赤玉スイートワイン)。あなたは飲んだことがありますか?NHKの朝ドラ『マッサン』にも登場し、再び注目を集めているんです。話題となったポスターや飲み方など魅力を紹介します。

2019年11月21日 更新

赤玉ポートワインとは?

「赤玉ポートワイン」とは明治40年(1907年)に壽屋洋酒店(現・サントリーインタナショナル)が発売した甘味のある果実酒です。100年以上経った現在も売られており、ある事情(後述します)から現在は「赤玉スイートワイン」の名前になっています。発売当時は「養命酒」のように薬効成分を強調したり、プロモーションのために楽団を結成し、そのプリマドンナがモデルとなったヌードポスターで有名になったりと、いろいろな話題を提供してくれましたが、このワインの人気によって現在のサントリーの土台が築かれたと言っても過言ではないでしょう。

ポートワインの意味

「ポート」とはポルトガルの港町「ポルト」の英語読みです。もともとワインと言えばフランスよりもポルトガル産のポルト酒が有名だったそうです。まさにこのポルトガル、ポルトの港からワインを出荷していたことからこの名前がついたのですが、「ポートワイン」というワインがあると聞きつけたポルトガル政府と商標権などでもめた暁に「赤玉ポートワイン」から「赤玉スイートワイン」に改名したのは1973年(昭和48年)のことでした。

大胆なポスターで一躍話題に!

「赤球ポートワイン」は、1923年(大正12年)日本で初めてヌード写真を採用した広告ポスターで話題になりました。モデルは当時のプリマドンナ、松島栄美子です。初版はセピア調で上半身を露にし、ワイングラスを持って微笑む姿はとてもセクシーで、非常に話題を呼びました。

赤玉ポートワインが人気の理由

値段が安い

赤玉ポートワインが人気の理由のひとつに「値段が安い」ということが挙げられます。1本(550ml)が600円ほどの値段です。1升でも1700円ほどの値段で買うことができます。普段から様々なワインをたしなんでいる本当のワイン通にしてみれば、こんなものはワインではないと言われるのかもしれませんが、長年この味を楽しんできた人にとっては、今更やめられない美味しさだと言えます。もっとも今でこそこんなに安価ですが、赤玉ポートワインが発売された明治40年当時は550ml瓶の値段が米4升分相当もの金額の40銭で、大変なぜいたく品だったそうです。

甘みが強い

赤玉ポートワインの特徴としてはとにかく甘みが強いということが挙げられます。これは砂糖を追加しているわけではなくて、砂糖が完全にアルコールに分解される前に、仕込んだぶどうの発酵を止めるという製法を用いることによって、日本人の味覚に合わせて甘くしてあるのです。だから正式にはワインではなく「甘味果実酒」と呼ばれるべきものなのですね。
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