ライター : とも

子育てフードライター

トゲトゲの見た目のフルーツ「キワーノ」

原産地

キワーノの原産地は、アフリカの熱帯地域といわれています。ウリ科キュウリ属に分類され、きゅうりやメロンなどの仲間。黄色の果皮に角のようなトゲがあるのが特徴です。独特な見た目から「悪魔の果物」と呼ばれることも。

和名は「ツノニガウリ」、英語では「ツノメロン」を意味する「Horned melon」と表します。日本では「キワノ」と呼ばれることもありますよ。

キワーノは、オーストラリアやニュージーランド、チリなどから輸入されることが多いです。輸入ものは一年を通して流通していますよ。

また、国内でも栽培されていて西日本や沖縄県などの道の駅や直売所で見かけることがあります。国産のキワーノは8月~10月に収穫され、追熟した10月~11月頃に食べ頃を迎えます。

味わい

キワーノはあまり味がありません。甘み・酸味ともに弱く、ライムのような香りが感じられますよ。味を楽しむ、というよりもゼリー状の果肉と種のプチプチ食感を楽しむ果物です。

食べ方

キワーノは生のまま食べるのが一般的。半分にカットして、スプーンで果肉をすくって食べます。ゼリー状の果肉と種を一緒に食べてくださいね。

キワーノの選び方

キワーノは、角が折れていないものを選ぶのがおすすめ。果皮に張りがありふっくらしていて、重量感があるものはおいしい証ですよ。

また、果皮の色もチェックしましょう。オレンジ色のものは完熟していて、すぐに食べられます。果皮が緑色のものは未熟なので、常温で追熟させてから食べてくださいね。
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