別名、悪魔の実⁉︎ 南国の不思議なフルーツ「キワーノ」ってなに?

まるで何かのモンスターの卵のような見た目の、いま知名度を上げているフルーツがあります。今回は、驚きの外観と、割ったらこれまたビックリな中身を持つ、摩訶不思議なフルーツ「キワーノ」に大接近してみました。一体どんなお味をしているのでしょうか?

2020年4月22日 更新

ライター : はるごもり

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不思議な見た目のフルーツ「キワーノ」

ニュージーランドからやってきたキワーノは、原産はアフリカの熱帯地域といわれている南国のフルーツです。キュウリやかぼちゃ、メロンなどと同じウリ科に属し、アメリカでは「Horned melon」、日本では「ツノニガウリ」や「ツノメロン」という名称も持っているそうです。 その名の通り、特徴的で固いトゲトゲのある実は、最初は緑、少し色が褪せてきたころに収穫し、そのあとに黄色くなるまで追熟させれば食べられるそうですよ。大きさは何とか片手で持てる程度で、ずっしりとした重みがあります。
トゲに気をつけながら、真ん中に包丁を入れて割ると、こんな感じです。メロンの種に似た種が緑色のゼリーに包まれてびっしりと詰まっているんですよ。外観も中身も毒々しく奇妙なキワーノは、その見た目から「悪魔の実」とも呼ばれているようですよ。 一体どんなお味をしているのでしょうか?

気になるのはやっぱり味

外側も中身も、まがまがしさ全開のキワーノですが、その味はというと意外に淡泊です。味自体はあまり強くなく、ライムに似たわずかな酸味とみずみずしさを感じられます。甘みはあまりなく、味そのものよりは、むしろゼリー状の果肉と中のプチプチとした種の食感を楽しむフルーツです。 未熟な場合は、種が少し固いようです。そんな場合は、アケビのように、種は食べずに出したほうがいいかもしれませんね。

キワーノの選び方は?

キワーノは夏に収穫するフルーツですが、保存できる期間は長く、涼しいところであれば室温で1ヶ月ぐらいはもつそうです。実の緑色が少し褪せ、黄色く色づき始めるころに収穫し、室温で1週間以上追熟しますので、黄色からオレンジ色になるぐらいがちょうど食べごろですよ。 デパートやスーパーで買うときには、皮に傷やシワがないもの、トゲが折れていないものを選ぶようにしましょう。購入してすぐにいただくのなら、黄色やオレンジ色のものを選びましょう。緑色のものしか手に入らない場合は、色に変化があるまで数日待ってみるといいようです。

さて、気合いを入れていざ実食!!

キワーノのもっともポピュラーな食べ方は、半分に切って、そのままスプーンですくっていただく方法です。半分に切るときには、トゲが思う以上に固く痛いので、手袋や軍手などを用意したほうがよいかもしれません。 そのままいただくのももちろんおいしいですが、ちょっとしたアレンジをすれば、キワーノをもっとおいしく楽しめますよ。いくつかご紹介します。
自然でさわやかな味わいが好みの人もいますが、甘みは少ないので、多くの方ははちみつや砂糖をかけて食べているようですよ。ヨーグルトに入れると、アロエヨーグルトに似た食感が味わえます。
また、鮮やかな色とクセのない味を活かして、サラダのトッピングやドレッシング、お肉やお魚類のソースと、アイデアしだいでお料理も楽しめそうですよ。
せっかくなので、独創的な外観を器に活かすのも、断然ありですよね。こちらはキワーノを器に見立てたキワーノボートです。きれいな発色ですので、お料理を盛り付けるだけでパッと明るく華やかになりますね。

キワーノの栄養・効果

キワーノは、外見を裏切る淡泊な味です。その上にもうひとつ、その癖のない味を裏切る栄養価の高さという点でも、ぜひ注目したい食材なんですよ。

カリウムでむくみを解消

キワーノにはカリウムが多く含まれています。カリウムは、細胞の浸透圧をナトリウムとともに維持・調整する働きがあり、余分な塩分を尿として排出し、むくみ予防に効果が期待されています。むくみが改善されると血行をよくし、基礎代謝も上がりますので、美容やダイエットにも効果が期待できそうですね。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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