甘くてほっくほく!「鳴門金時」はとびきりおいしい一度は食べたいサツマイモ

サツマイモに少し詳しい人であれば、「鳴門金時」がどれだけ甘いかは知っていますよね。フルーツのような糖度と、ほくほくの食感……。その魅力に少しでもふれたなら、もう一度食べたいという気持ちを抑えることはできないに違いありません。

鳴門金時とは

鳴門金時は、主に徳島県の鳴門という地域で栽培されているサツマイモです。もともと中身が黄色いイモのことを「金時イモ」と呼んでいたこともあり、「鳴門金時」という名前が誕生したのだとか。

特徴は、栗のようにほくほくとした食感と、高い糖度。最近はいろいろなブランドサツマイモがありますが、その中にあって鳴門金時は、昔懐かしい味が依然として人気を集めているサツマイモなんです。

鳴門金時の種類と保存は?

実は、一口に鳴門金時といっても、生産地によってそれぞれのブランド名がついています。「里娘」「甘姫」「松茂美人」など、可愛い名前がついているので購入する時はチェックしてみてくださいね。どの鳴門金時も、焼いてよし、茹でてよし、揚げてよし、お菓子にもおかずにも最適です。

ただ、甘いおイモとなると、どうしても気になってしまうのがカロリー。サツマイモのカロリーは100gで130kcalなので、1本300gのサツマイモ1本のカロリーは約400kcal。割と高い数字かもしれませんね。ただ、サツマイモには食物繊維やビタミンがたっぷりと含まれているので、食べ過ぎにさえ気をつけていれば、かえってダイエットに役立つと注目されています。

鳴門金時の収穫は7月頃から始まりますが、旬はやはり、秋から冬。選ぶ時は、皮の紅色が強く、できるだけつやのあるものを選びましょう。保存する場合は洗ったり冷蔵庫に入れたりせず、そのまま新聞紙で包んで常温保存が基本です。

鳴門金時のおいしい食べ方

シンプルに焼いてふかして

最初にご紹介するのは、鳴門金時のほくほくした甘味を一番堪能できる「焼き芋」です。

サツマイモをきれいに洗ってしっかりと水気を取り、ひとつずつアルミホイルでくるみ、250℃のオーブンで1時間~1時間半ほど焼くだけです。焼き上がりの具合の確認は、イモに竹串を刺してみて、スーッと通ればOK。焼き上がったら早めに取り出しましょう。

いつまでもオーブンの中に置いておくと水分が出て、べちゃっとしてしまいます。
もっと本格的な焼き芋に挑戦したい方は、中華鍋でトライ。中華鍋に園芸用の玉砂利を敷き、アルミホイルで包んだサツマイモを並べ、1時間ほど焼きます。

20分ごとにひっくり返すのを忘れずに。細めの鳴門金時を使うと、失敗なく短時間で焼き上がります。

また、蒸かしイモもシンプルだけどおいしい食べ方のひとつ。甘い鳴門金時をおいしい蒸かしイモに仕上げるコツは、塩の使い方。ところどころ皮をむき、濃い目の塩水に3時間ほど浸けておきましょう。あとは蒸し器で40分~60分。圧力なべを使うとさらに時間を短縮できます。

かんたんおせち料理!栗きんとん

お正月のおせちに欠かせないきんとんも、鳴門金時で作ればとっても贅沢な味わいになります。

作り方は、1㎝幅に切ってアクを抜いたサツマイモを圧力なべに入れ、栗の甘露煮のシロップやお砂糖と一緒に加熱します。柔らかくなったらマッシャーでつぶし、栗を混ぜて蒸し上げてください。ご紹介するレシピでは圧力IH鍋を使用していますが、もちろん普通の鍋でも、少し余分に時間がかかるだけで上手にできますよ。
潰してペースト状にして、トーストに塗ってもいいですね。カリッと焼き上げたトーストにバターを塗り、そのうえに鳴門金時ペーストをどっさり。カリカリとほくほくが絶妙のバランスです。

また、柔らかく仕上げたペーストに砂糖やバター、卵を加えてオーブンで焼けば、スイートポテトのでき上がり。

鳴門金時自体がとっても甘いので、お砂糖は控えめで。サツマイモをつぶす時は、裏ごし器を使えばなめらかで舌触りのよいペーストができますが、粒がごろごろ残っていても、それはそれでおいしくいただけます。

カットしたあと、しばらく水にさらしてあく抜きすることをお忘れなく。

大きめに切ってパンやケーキに

ほくほくの鳴門金時は、手作りのお菓子の材料としても最適です。大きめにカットして、パウンドケーキやカップケーキ、手作りパンの生地に混ぜ込みましょう。

おすすめはパウンドケーキ。大きく切ったサツマイモがゴロゴロ乗せた、ダイナミックなケーキです。

サツマイモの半量を柔らかくつぶし、砂糖と豆乳を混ぜてクリーム状にして、生地に混ぜ込みましょう。しっとりと焼き上がります。焼き上がったら熱いうちにメイプルシロップをかければ、甘みとツヤがアップしていっそう食欲をそそります。
ホームベーカリーでパンを焼く時は、6~7mmのサイコロ型にカットします。鳴門金時はシナモンやラム酒の香りと相性がいいので、お好みでプラスしてもいいですね。

和風のお菓子なら、外せないのがやはり大学芋。カットした鳴門金時をフライにし、蜜とからめて黒ゴマを振ります。蜜を作るのが面倒という場合はハチミツを使えば簡単。ハチミツに少しお醤油を入れて、塩をひとつまみすれば完成です。

サラダや天ぷら、炊き込みご飯に

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