フランスで一番愛されている「コンテチーズ」ってどんなチーズ?

ワイン好き、グルメ通の方ならば知らない人はいない、フランスを代表するチーズ、「コンテチーズ」。芳醇な香りとまろやかなコクが口の中いっぱいに広がる上質なチーズです。今回はそんなコンテチーズの魅力に迫ってみたいと思います。

2017年12月5日 更新

コンテチーズとは?

チーズの種類が500以上あるいわれている中、チーズの本場であるフランスで「ロックフォール」や「カマンベール」以上に人気が高いのがこの「コンテチーズ(Comte cheese)」。このチーズはフランスを代表とするハード系チーズの一種です。その歴史はとても古く、中世時代には既に生産がはじまっていたといわれています。根本の味が変わらぬよう、サイズや工程を変えず、長きに渡って同じ生産方法が守られているんですね。

コンテチーズが人気な理由

コンテチーズは、フランスの東部スイスに隣接するフランシュ・コンテ地方で作られています。とても自然豊かなこの地方の牧草を食べた乳牛から摂れるミルクはとてもまろやかで、それがチーズの風味に生き、素晴らしいアロマとなります。直径60cm程の巨大サイズ1個あたりに、なんと500Lものミルクを使用。まろやかなミルクがギュッと凝縮されているからこそ出せる芳醇な味わいが、高い支持を得ている理由のひとつなんですね。

製法は?

製法は、酪農家、チーズ工房(フリュイティエール)、熟成士(アフィヌール)の3つの工程で製造されています。それぞれが伝統的な手法とプライドを持って世界を代表とする最高品質のチーズをつくるのです。コンテチーズに非常に似ているチーズに「グリュイエール」があります。スイス・グリュイエール地方で、類似の技法で生産されたものです。このように産地によって名前もわかれているのですね。

コンテチーズの食べ方

コンテチーズは非常にクセが少ないため、そのまま切って食べても十分おいしいです。ほのかな香ばしさと、ミルキーな味わいが特徴。また、スライスしてパンやバゲットにのせたり、ワインとともに堪能するとよりチーズのコクと深みを感じることができるでしょう。

熱を加えると旨みがより膨らみ、キッシュやグラタン、オニオンスープとも相性抜群です。またコンテ・グリュイエールのふたつのチーズはチーズフォンデュに最適!ぜひチーズが手に入ったら手作りチーズフォンデュを試してみましょう。

コンテチーズの皮は食べる?

コンテチーズの皮は食べることは可能です。しかし、あまりおいしくないのが事実。外側は発酵が進みすぎていたり、風味が悪かったりします。さらに熟成中にたくさんの人が触れる部分でもあるので、チーズ熟成の際の発酵菌とともに雑菌もついてる可能性があるのです。

コンテチーズに合うワイン

深いコクがあるコンテ―チーズに合うワインはやはり赤。噛みしめるたびに、やさしい味わいが広がる熟成が進んだチーズには、それに負けない濃くて力強い赤ワインが合うのだそう。このほかにもロックフォールやスティルトンなど、クセのあるチーズとも相性抜群です。

▼熟成度の高いコンテチーズに合うワインはこちら

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