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タンカレー オールドトム ジン
2014年に発売されたこのジンは、マラッカジンの好評を受け、タンカレーの創始者であるチャールズ・タンカレーが記したレシピブックに基づいて造られました。
その口当たりはなめらかで、タンカレーのほかのジンよりもややスウィートな味わい。10万本限定でボトリングされ、すべてのボトルにナンバーが入っています。
タンカレー ラングプール
タンカレーのなかでも人気の高い銘柄です。
通常のタンカレーにはない、ラングプール、ベイリーフ、ジンジャーが加えられていて、「タンカレー ロンドンドライジン」よりもライムのフローラルさ、ハーブとジンジャーの風味が強調されています。
かなり飲みやすく、ジンは苦手だという人もスムースに飲めるはず。また、マティーニにするとおいしいお酒としても知られています。
著名人とタンカレー
長い歴史をもつタンカレーには著名な愛飲者が大勢います。有名なところでは、アメリカの伝説的なジャズ歌手、フランク・シナトラ。シナトラはタンカレーとワイルド・ターキーを好んで飲んでいたそうで、後日、彼を敬愛するラジオのオーナー・バーテンダーがこのふたつのお酒を1:1で混ぜるカクテル、「フランシス・アルバート」を考案しました。
ちなみに、フランク・シナトラの本名はフランシス・アルバート・シナトラ。カクテルの名前がどこから取られたかは、明白ですね。
ナンバーテンとJFK
ジョン・F・ケネディ。アメリカの歴史の中で格別に大きな存在感を示していた大統領も、タンカレーを好んでいた人物のひとりです。
ジョン・F・ケネディが愛したものといえば、キューバの葉巻とタンカレー。彼のアイコンとされるアイテムと並び立つくらい、その寵愛は深いものだったといいます。
ケネディはもっぱらナンバーテンを飲んでいたそうで、最高品質のジンを選ぶあたり、さすが大統領というべきでしょうか。確かな情報ではありませんが、マティーニを好んで飲んでいた、という話があるようです。
タンカレーのおすすめの飲み方
1. ジントニック
材料は3つ。タンカレーとトニックウォーター、ライムです。
ライムをカットして、グラスに絞ります。大きめの氷をグラスの2/3程度入れ、氷の上へ向け、そっとタンカレーを注いでください。つぎに、トニックウォーターを同じように注ぎ、すぐにステア。最後にグラスの縁をライムでなで、グラスに落としたら完成です。
ほかのジンを使ったジントニックとは別格の香りと味わい!ジントニックというカクテルの真価を知るにはうってつけの1杯です。
2. マティーニ
用意すべき材料は、タンカレー ナンバーテン、ベルモット、オリーブの3つ。
シェイカーにタンカレー ナンバーテンと氷を入れ、ベルモットを注ぎます。次に、中身がしっかり混ざり合うよう20回ほどシェイク。ストレーナーを使ってマティーニグラスに注ぎ、オリーブを入れたらできあがりです。
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