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鬼饅頭とは?
今回ご紹介する「鬼饅頭(おにまんじゅう)」は、東海地方で愛されているお菓子です。戦前から作られており、幅広い世代から人気があります。
"鬼"と聞くとなんだか怖いイメージを持ってしまいそうですが、もちっとした生地と大きめにカットされたサツマイモがおいしいお菓子なんですよ。名古屋旅行のお土産としても、よく購入されています。
今回は、そんな昔から親しまれてきたお菓子「鬼饅頭」の魅力とおすすめの店舗をご紹介します。店舗によって微妙に見た目や味が違うところも楽しみながら、しっかりとチェックしてくださいね!
名前の由来
ところで、この「鬼饅頭」ですが、なぜ、"鬼"という名前がついているのか気になりませんか?
実は、角切りのサツマイモが鬼のつのや金棒のように見えることから名づけられたと言われています。たしかにサツマイモのゴツゴツ感が鬼の金棒に似ていますよね。また、昔の鬼饅頭は今のものよりも色が黒く、鬼を連想させるような雰囲気があったためという説も……。
さまざまな説があるようですが、どれも鬼に似ているというところからきているようです。このちょっとこわい名前とおいしさのギャップが人気になっている理由のひとつかもしれませんね。
鬼饅頭の魅力
角切りのサツマイモがたっぷり
別名「芋饅頭(いもまんじゅう)」と呼ばれているだけあって、ふんだんにサツマイモが使われているのが特徴。角切りのサツマイモが"鬼"らしさを出してくれています。
もちもちの生地は、薄力粉や小麦粉に砂糖を加えたものを蒸して作っています。サツマイモの形や量は家庭や店舗によってさまざまなので、作り手によっていろいろな見た目が楽しめるんです。サツマイモの角切りが大きい鬼饅頭は、あじさいのようにも見えるとの声もあるんですよ。
素朴な味わい
鬼饅頭は、そのネーミングとは裏腹に、素朴な味わいが特徴です。芋が多く使われているものほど、サツマイモ本来の甘さを十分に楽しむことができるとのこと。初めて食べる人でもどこか懐かしさを感じることができそうですよね。砂糖の甘さがそんなに強くはないので、甘いものが苦手という人にもおすすめできます。
しっかりとした食感
四角くカットされたサツマイモは、食べごたえもバツグンです。ボリュームがしっかりとあるお菓子なので、小腹がすいたときにちょっと食べるのにもおすすめ。砂糖の量を調節すれば、ダイエット時のおやつとしても活躍しそうです。
もちっとした生地は、蒸しパンのような食感。生地の割合が多い鬼饅頭ほど、もちもちした食感が期待できますよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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