ライター : チョビ子

京寿司の名店

京都だけでなく、全国的にその名前が知られている京寿司の名店「いづう」。その「いづう」が、明治時代にのれん分けして創業したお店が、今回紹介する「いづ重」です。歴史の重みを感じる、伝統の京寿司を心置きなく堪能できる「いづ重」。あなたもきっと訪れたくなるはずですよ。

いづ重

趣のある外観

京都の八坂神社のすぐ近く、アーケード街にある「いづ重」。「祇園四条」駅より歩いて10分ほどのところにあります。 その歴史は古く、明治創業ですでに100年を超えています。これぞ京都といった雰囲気の外観で和の風情を感じさせます。のれんにはお店の名前が堂々としるされています。

ムード満点の店内

店内に入ると、20席ほどの飲食スペースがあります。店内も京都の情緒あふれる素敵な雰囲気です。のれんが掲げられたカウンテーは、まるで江戸時代に栄えたお寿司の屋台を彷彿とさせますよね。やわらかい灯りをともす照明や、ちょっとした小物類も合いまってホッとくつろげるような空間になっています。 この雰囲気を気に入って、リピーターになる旅行客も多いそうですよ。どこか懐かしい雰囲気で、ふるさとに帰ってきたかのような気持ちになるのだとか。

人気の鯖寿司

「いづ重」を訪れたら、絶対に食べていただきたいのが「鯖寿司」です。こちらを注文すると、竹の皮に包まれたずっしりと貫禄のあるお寿司が運ばれてきます。 丁寧に〆られた鯖は、肉厚で脂のりがよく絶品とのこと。酢飯はしっとりとやわらかめで外側に巻いていある昆布は、はがして食べるそうです。余分な酸っぱさや塩気はなく、光り物が苦手な方でもこれなら食べられるという声が多いんです。 京都旅行をしたらこれを食べなければ損!また、土産話にもなりますよ。

ほかにも気になるメニューがたくさん

箱寿司

この彩り鮮やかで、モザイクのように敷き詰められたお寿司をご覧ください、。こちらは、箱にいろんなネタのお寿司を詰める「箱寿司」と呼ばれるもので、宝石箱のような美しいお寿司なんです。食べるのが惜しくなるほど芸術的ですよね。 箱はそれほど大きくないものの、持つとずっしりしているそうです。穴子や卵、エビ、サバ、とり貝、タイ、などのネタが盛りだくさん。 しかもこちらは、テイクアウトもできるので、店内満席のときやお家でちょっと贅沢したいときにも最適です。

焼九条ねぎ入り大人のいなり(5個)

「鯖寿司」と合わせて食べておきたい『いなり寿司』。「いづ重」ならではの特別な味わいに仕上げています。 大きめの三角型のいなり寿司は、とても甘いお稲荷さんと、出汁の味が絶妙にマッチしているのだとか。お稲荷さんの中には、山椒の実が入っていて、甘さと辛さのバランスが取れています。また、柚子の風味もして、和のさわやかさを感じられるそうですよ。 少しパリッとしているお稲荷さんも、食感のアクセントになっていて、何個でも食べられてしまいそうです。こちらもお土産にしたら、きっとご家族によろこばれるはずですよ。
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