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これが本当にトマトなの!?
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
「えっ? これがトマトなの!?」。最初に見たとき、誰もが驚くこのビジュアル。独特な凹凸があり、表面に光沢のあるプチトマトは、「プチぷよ」という新品種です。一体、どんな味わいなのでしょうか。
噛むと、プチッとはじける新食感!
宮城県の渡辺採種場が開発し、2008年に品種登録されたプチぷよ。ドキドキしながら口へ入れると、今まで味わったことのないぷにっとした食感! その皮の薄さに驚きます。。
「一般的なプチトマトは噛んだ瞬間に皮の厚みを感じますが、プチぷよは口に入れるとすぐにはじけてしまう感覚。そして中からジューシーな果肉と果汁があふれ出てくるんです」
と語るのは、プチぷよを扱う日本橋三越本店本館の青果コーナー「室町万弥」の二宮店長。味はたしかにプチトマト。
ですが酸味はそれほど強くなく、甘みもおだやかです。果物と野菜の中間のようなみずみずしいフルーティさも感じます。
皮の薄さが、ぷよぷよの質感の秘密
プチぷよは皮が薄い分、一般的なプチトマトと比べて果肉の層が厚いためにぷにぷにとした質感と、ジューシーな食感になるのだそう。果肉部分の厚さを比較するとその違いは歴然です。
「皮のすぐ下の果肉部分の層が厚いのがわかると思います。これが噛んだときの食感の秘密です」(二宮店長)
つまんでもつぶれることのない弾力性、そしてぷよぷよの不思議な質感に、またしても驚きます!
「一般的なミニトマトと違ってツヤがあり、表面は吸い付くようにしっとりしているため、ちょっとしたことで傷つきやすいんです。プチトマトだと思わず、高級さくらんぼのような扱いをしないと輸送中にダメになってしまいます」(二宮店長)
手間ひまかけて育てられ、傷がつかないよう厳重な流通を経て店頭に並ぶプチぷよ。
「料理に使うためのプチトマトというより、貴重なひと粒といった感覚で楽しんでいただけると思います。
繊細な味なので、余計な味つけも必要ありません。口に放り込んで、独特の食感をまるごと味わってみてください」(二宮店長)
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