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仙台で有名な「せり鍋」って?
宮城県の仙台で有名な冬の郷土料理「せり鍋」を食べたことはありますか?
これは春の七草としても知られる野菜のひとつである「せり」を使った鍋料理。宮城県はせりの有名な産地でもあります。この時期にはお雑煮に使われることもあって、冬のおいしい野菜として多くの人に親しまれているようです。
そんなせりを使った冬の郷土料理「せり鍋」は、せりを根っこから葉の先まで贅沢にどっさりと使ったもので、鶏肉と一緒に鍋で煮込んだり、鴨肉でだしをとった鍋でしゃぶしゃぶしてからいただくのが一般的な方法です。
せりをあえてさっと火に通すだけにすることによって、根っこのしゃきしゃき感を残し、そのおしいさを堪能する人も多いのだとか。そして食べたあとに口の中に広がるせりの香りが素晴らしく、シンプルな絶品鍋としてじわじわ全国的にも人気になってきています。ではさっそく、その作り方を簡単に紹介します。
「せり鍋」の基本的な作り方
材料
水せり...1束
鴨肉、もしくは鶏肉...3切れ
寄せ鍋キューブ...1個
水...300~400cc
酒...少々
下ごしらえ
水せりの根っこについた汚れを落とします。臭みとりのために、鴨肉、もしくは鶏肉に酒をふりかけておきます。
作り方
1. 土鍋に水と鍋キューブを入れ、煮立てましょう。煮立ったら、準備しておいた肉を入れます。
2. 肉に火が通ったら、食べやすい大きさにに切ったせりを入れます。
3. そのまま火にかけて一煮立ちさせたら完成です。
ポイント
セリのシャキシャキ感を残すためには火を通り過ぎないのがポイントです。
他にも味付けとしては、ホタテ・カニ・キャベツの出汁と一緒に煮込んでもおいしく、キムチ鍋などにもせりは相性抜群なんだそうです。ゴボウと蓮根入り鶏団子と一緒に味わうのもおすすめ。
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