連載

試してみて!「超熟」シリーズ食パンを究極に美味しくする食べ方

バタートースト評論家・梶田香織の連載第2回。テーマは「あの、食パン史上最も売れていると言われている『超熟』をよりおいしく食べちゃおう!」です。スーパーやコンビニで買える食パンを、よりあなた好みのおいしいトーストに仕上げるコツをお伝えします♩

2016年1月1日 更新

軽めに焼いて、サクッ、ジュワッ!を楽しむ

トーストの魅力はなんといっても「サクッ」とした軽やかさです。
それを味わうには、絶対に焼きすぎないこと!
生地がもっちりしているため、焼きすぎたり時間が経ちすぎたりすると硬くなってしまい、噛むのにあごが疲れておいしさの感激度が急降下します。

バターの量も、生地がしっとりふわっとやわらかな感じなので、口の中でジュワッと感じられるくらい多めに塗ると口あたりや口どけがとても良くなります。万が一冷めてしまってもおいしくいただけますよ。

ライ麦入り食パンの場合

『超熟ライ麦入り』は、パン生地がやわらかいうちなら生で食べるのがもっともおすすめです。
パッと見だと硬そうに見えるライ麦ですが、加熱処理して焚いて蒸しあげたパフライ麦を使用しているため、もっちりしながらプツ、プツ、と噛みきる時の食感が楽しめます。

もっちりとした生地にははちみつの甘さやコクもほんのりと感じられ、生で味わえば味わうほどおいしくてファンになりそうです。

ポイントは、風味がケンカしないバター選び

日にちが経ち、生地にしっとり感がなくなってきたらトーストしていただきましょう。焼くと香ばしさが出ておいしくなります。
ただし気をつけたいのが、「塗る(付ける)もの」のチョイスです。
風味がケンカしないものを選ぶのがおすすめ。
風味の主張が強いバターなどを塗ると、香りがケンカするのか、お互いの風味を消し合ってしまいます。かといって発酵バターのような風味が軽やかなタイプはこのパンの味の濃さに負けてしまいます。

通常の有塩バターのようにコックリしたタイプのバターやマーガリンの方が、逆にパン生地の味の濃さやコクを強く感じられます。

山型食パンの場合

写真を見ると分かるとおり、山型食パンの生地には大きな気泡がたくさんあります。

食感が軽くなるのはこの気泡のおかげ。生で食べた時しか味わえないもっちり食感の中にある歯切れの良い食感は、サックリサックリと、噛むときに音が聞こえてきそうです。

ザクッ!食感を引き立てる焼き方とぬり方

トーストすると、表面ザクッ、中はもっちもちの弾力感、そして山型ならではの歯切れの良さが引き立ちます。少し濃いめに焼き色をつけると、その魅力をいっそう味わえます。
この「ザクッと感」をしっかり味わうには、バターは控えめがおすすめです。
たくさん塗ると、しんなりしすぎてしまいます。
焼きあがったらすぐ、表面に硬いバターを走らせ、熱で溶けたバターだけが表面に残る、といったくらいの塗り方がおすすめです。

生地に甘みがあるので、やはり無塩バターや発酵バターより塩味の強いバターを使って、カツンとインパクトを付けるとより奥深い味わいを楽しめます。

厚みの選び方とポイント

角型、山型では厚さにもバリエーションがあります。

角型の表面サックリ、中はしっとりふわっとした弾力は、4枚スライスを選ぶと存分に楽しむことができます。

山型の5枚スライスは、食感がかなり挑戦的です。「もっと噛め、もっと噛め!」と迫ってくる感じで、食べごたえがあります。焼きすぎるとあごが疲れすぎるのでご用心。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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バタートースト評論家 梶田香織

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