ライター : 工藤万季

一般社団法人ビューティヘルスコンシャスライフ協会代表理事

人生を変えてくれるアーユルヴェーダ

初めまして。一般社団法人ビューティヘルスコンシャスライフ協会代表理事の工藤万季です。 このコラムでは、macaroni読者の皆さんにアーユルヴェーダの魅力をご紹介していきたいと思います。
アーユルヴェーダはあなたの人生を必ず変えてくれます!
暴飲暴食に摂食障害と、心身ともに乱れきっていた私。でも、アーユルヴェーダとヨガに出会い、心もカラダもクリアになった今では日々幸せを感じていますよ♡

はじめに、アーユルヴェーダって?

アーユルヴェーダは「生命の科学」という意味を持つサンスクリット語。自然に基づいて生きるための知恵、健康に長生きするための予防医学をあらわします。 今ある症状を治していくだけではなく、問題の根底にある原因を見ていきます。「自分のことは自分で責任を持つ」ため、人生に変化を起こすことができ、気分や体調を変えることもできます。日々幸せを感じ、喜びに満ちあふれた日常を過ごすために、何が自分にとっていい食べ物で悪い食べ物か、どんな行動が自分を幸せにしたり幸せから遠ざけたりするのかを教えてくれます。 生命にとって何がプラスになり、何がマイナスになるかを解く生命の科学…… それがアーユルヴェーダです。 アーユルヴェーダには食生活、ライフスタイル、ハーブ、トリートメントなど様々な処方や実践法があります。心やカラダのバランスが崩れたとき、アーユルヴェーダを活用すれば整えることができます。

アーユルヴェーダの原則

アーユルヴェーダにはいくつかの原則があります。 1つ目。 私たち一人一人は独自の体質(プラクリティ)を持っており、健康であるためにはそのバランスを保つ必要があります。 2つ目。 アーユルヴェーダは私たちの体やマインド、そして世界をヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(土)の3つの性質で表します。 3つ目。 アーユルヴェーダは完全な健康を維持し、すべての病気から自由になることができます。マインドと身体に不調がある時は、その症状をただ治すことだけなく、それを引き起こしている原因を追求し、改善していきます。 4つ目。 アグニ(消化の火、消化力)を健康に保つことを大切にします。どんなに良い食べ物をとっても、消化できなければ栄養も吸収できず、様々な病気の原因となるアマ(未消化物、毒)を発生させることになります。

アーユルヴェーダと五大元素

アーユルヴェーダには5大元素というものがあります。 「空、風、火、土、地」の5つで、物質の状態や性質を表します。この5つは互いに影響しあい、あらゆるものの中に様々な割合で存在します。 私たちの身体もマインドも、目に見えるものも見えないものもすべてこの5大元素からなっています。 空(空間) SPACE 風 AIR 火 FIRE 水 WATER 地 EARTH それぞれに意味と働きがあります。 空間(SPACE)は呼吸器官や細胞、音に、 風(AIR)は筋肉、内臓器官の働き、触覚に、 火(FIRE)は酵素、消化器系、代謝、視覚に、 水(WATER)は血液、消化液、粘膜、味覚に、 地(EARTH)は骨、筋肉、皮膚、髪、鼻にそれぞれ関係します。 私たちの身体、マインド、そして世界、宇宙はこの5大元素から作られているのです。

アーユルヴェーダとの出会い

私がアーユルヴェーダと出会ったのは2014年9月、ハワイ・カウアイ島にてヨガ留学をした時のこと。ヨガの先生がアーユルヴェーダのスペシャリストだったのです。 ヨガ留学の1か月間アーユルヴェーダ生活を送り、その良さを実感しました。アーユルヴェーダを知って人生観が180度変わったといっても過言ではありません。 不要なこだわりや執着のせいで自分を小さくし、生きにくくしていたこと。自分を好きになることの大切さ。そして何より食事の大切さに気づきました。
食とマインド(心)は繋がっているんです!

私のビフォア&アフター

乱れきっていた昔の私の話をすこしさせてください。 夜更かしなど不規則な生活は当たり前、コンビニの食品やお菓子、ファストフードばかり食べ、お酒も大量に飲んでいました。お酒を飲むとつい暴食してしまい、肌荒れがひどく、吹き出物が多かったためコンシーラーやリキッドファンデで厚化粧。健康とはかけ離れ、メンタル面でも不安定でした。
それが、アーユルヴェーダと出会ってからは……
全粒穀物や新鮮な野菜、フルーツ、ナッツ類などを使ったアーユルヴェーダ料理を日々の生活に取り入れ、早寝早起きを意識するようになりました。おかげで肌は見違えるように綺麗に!今ではファンデーションもコンシーラーも使っていません!!さらに10キロのダイエットにも成功したんです。 心がすっきりと軽く、毎日がとても充実しています。食生活で一人の人間がこんなに変わるとは……私自身がいちばん驚いています。
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