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粗悪品はNG!マヌカハニーの選び方
ひと口にマヌカハニーと言っても、さまざまな種類があります。
例えば、「UMF」や「MGO」といった記号を見たことがあるでしょうか? これらは、そのマヌカハニーがどれほどの効力を持っているか、というようなことを表すブランドマークです。具体的にどういうことか、お話ししますね。
UMF(Unique Manuka Factor:ユニークマヌカファクター)
まずUMFは、そのマヌカハニーにどれほどの殺菌作用があるかということを示しています。UMF数値は元々、 フェノール液と比べた際の殺菌力の強度を表すもの。
しかし、マヌカハニーの抗菌力における主成分がメチオグリサール(MGO)という成分であることが発見されたため2006年以降はMGOで測るようになりましたが、今でもMGOの含有量と関連付けてUMF値を算出し記載されています。(※6)
MGO(Methyl Gly Oxal:メチルグリオキサール)
MGOは、マヌカハニーに含まれている、メチルグリオキサールという成分の量を表しています。この成分には殺菌作用があるので、つまりこの成分の量ということは、どれほどの殺菌作用があるかということにつながり、UMFと同じような意味があるのですが、やはり覚えておいて損はありません。(※6)
粗悪品には気をつける
市場で販売されているマヌカハニーのなかには、偽者や粗悪品が出回っていることもあります。高品質である本物のマヌカハニーには「レプトスペリン」「DHA」「メチルグリオキザール」という3つの成分が含まれていることが特徴。
原産国であるニュージーランドでは、粗悪品を防ぐために「UMFハニー協会」というマヌカハニーの品質管理をおこなう認証団体が発足されました。本物のマヌカハニーであることを証明するため、先述のような成分を協会の認定基準に定めています。
検査機関を通った正規品(本物)には「UMF」や「MGO」といったブランドマークが表示されており、マークがないものは粗悪品であると判断できるのです。(※6)
マヌカハニーのおすすめの使い方
マヌカハニーの味わいに慣れたら、そのまま食べるのもおすすめですが、最初のうちはヨーグルトに混ぜたり、トーストに塗ったりするのがおすすめです。粘度は高いですが、通常のはちみつと同じように使用できますよ。
1歳未満の赤ちゃんには与えない
これはマヌカハニーに限らず、通常のはちみつにも言えることですが、1歳未満の赤ちゃんに与えることはやめましょう。はちみつには「ボツリヌス菌」という菌が混入している場合があり、赤ちゃんが摂取することで乳児ボツリヌス症にかかるおそれがあるためです。(※7)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。