ライター : 関谷 茜

グルメ&おでかけライター

自家製バターのスイーツ。新ブランド「FONDAN(フォンダン)」が誕生

Photo by 関谷茜

北海道の放牧牛乳から自家製の生バターを作り、そのおいしさをスイーツとして届ける東京発の新ブランド「FONDAN(フォンダン)」。2025年11月19日(水)より、東京駅直結の大丸東京店に常設店がオープンします。

ブランド名の由来は、フランス語の「FONDANT(溶ける)」。その名の通り、口に入れた瞬間にとろけるようなやわらかさと、香り立つ余韻が特徴です。

主役は北海道の放牧牛乳から作られた “自家製の生バター”

Photo by 関谷茜

同ブランドの主役は自家製の生バター。この生バターは、熱を加えずに作る独自の製法によって、搾りたてのミルクのようなフレッシュさと、やさしい甘みをそのまま閉じ込めています。

一般的な発酵バターよりも軽やかで、ミルクのやわらかな風味が際立ち、舌の上でふわりと広がるような感覚が特徴的。

そんな特別なバターを使い、試行錯誤を重ねて完成したのが「フォンダンサンド」と「フォンダンガレット」。筆者は内覧会に参加し、ひと足先に食べ比べてきました!

1. フォンダンサンド

Photo by 関谷茜

税込価格5個入 1,350円、10個入 2,646円
サクッと焼き上げたラングドシャで、生バターキャラメルを挟んだ看板スイーツ。ひと口食べた瞬間に、バターの香ばしい香りがふわっと広がり、薄焼きクッキーの軽やかな味わいを楽しめます。

中からとろけ出すキャラメルは、炊き上げた余熱でバターを溶かし込む独自の製法で仕上げられているそう。

焦がしすぎない繊細な火加減によって、ほろ苦さとミルキーな甘さが見事に調和!濃厚なのにすっきりとした後味で、バターのコクとキャラメルの香ばしさが絶妙に重なります。

生バターキャラメルの余韻を楽しむ、贅沢なサンド

Photo by 関谷茜

ラングドシャは、カリッと香ばしく焼かれており、口の中でホロホロと崩れるほど繊細。その軽やかさがキャラメルのとろける口どけを引き立て、バターの香りが鼻の奥に抜けていきます。

ブラックコーヒーとの相性も抜群で、甘い余韻のあとにほのかな塩味が残るバランスの良さが印象的です。

2. フォンダンガレット

Photo by 関谷茜

税込価格4個入 1,458円
もうひとつの新スイーツ「フォンダンガレット」は、生バターフォンダンを香ばしいガレットにまとわせた贅沢なひと品。見た目はシンプルながら、かじった瞬間に豊かなバターの香りと深いコクがふわりと広がります。

ザクザクとした軽やかな食感のあとに、フォンダンのまろやかな甘みが重なり、ガレットの香ばしさをやさしく引き立てます。外は香ばしく、中はしっとりとしたバランスが絶妙で、食べ進めるほどにコクの余韻が続く上品な味。

ザクッと香ばしく、あとから広がるバターのコク

Photo by 関谷茜

おすすめの食べ方は、フォンダンの部分を下にしてひっくり返すこと。こうすることで、生バターフォンダンが舌に直接触れ、より香りとコクをダイレクトに感じられます。ザクッとしたガレットの食感にフォンダンのまろやかな甘みが重なり、味のバランスがさらに際立つ印象に。

温かい紅茶やカフェラテと合わせれば、バターの香りが引き立ち、より贅沢なティータイムを楽しめますよ。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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