ライター : pomipomi

グルメライター

あんぱんに空洞があるのはどうして?

Photo by china0515

市販のあんぱんを半分に割ると、なぜか中にぽっかりと空洞が……。どうしてなのか不思議に思ったことはありませんか?

本記事では山崎製パンの公式サイトを参考に、あんぱんの素朴な疑問を解明。ずっと気になりつつもうやむやにしていた人は、謎を解いてすっきりしてくださいね。

あんこの水分が蒸発するから

Photo by china0515

あんぱんに空洞がある理由について、山崎製パンの公式サイトには下記の通り記載されています。
あんこの水分が蒸発するためです。
あんぱんは、パン生地であんこを包んで焼きます。
焼いた際にあんこに含まれている水分が水蒸気として蒸発し、パン生地が持ち上がるため空洞ができます。
ジャムパンやクリームパン等、パン生地の中にフィリング(具)を包むパンは同じ理由で空洞ができます。

出典: www.yamazakipan.co.jp

あんぱんに空洞ができるのは、焼くとあんこの水分が蒸発してパン生地が持ち上がるから。ジャムパンやクリームパンに空洞があるのも同じ理由なんです。

「包む量が足りていないのでは?」と思っていたなら大間違い。製造過程上で生じるものなので、決して中身をケチっているわけではありませんよ。

空洞の理由を知れば味わい深さがひとしお

Photo by china0515

空洞の原因が水分の蒸発によるものだとは驚きですよね。製造過程上のものだとわかり、「なるほど」「そうだったのか」と納得した人が多いのではないでしょうか。

今まで空洞のせいで少し損した気分になっていたなら、今後はあんぱんが焼き上がることを想像しながら食べてみてください。あんこの水分が飛んで生地が持ち上がることを思うと、味わい深さをよりしみじみと感じられますよ。
おすすめの記事はこちら▼
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ