ライター : 千葉よう

酒仙女子 / webライター

ヒートテックに寿命がある!? SNSで話題に

Photo by 千葉よう

ユニクロの冬の定番人気商品といえば「ヒートテック」。子どもから大人まで愛用されている寒い季節には欠かせないアイテムです。しかし、少しでも長く着たい気持ちはあるものの、ヒートテックの寿命や買い替えのタイミングはわかりにくいですよね。

そこで本記事ではユニクロ公式サイトの説明に基づき、ヒートテックの寿命の見分け方や買い替えのタイミング、おすすめのお手入れ方法などをご紹介。「ヒートテックの寿命は1年」というSNSでの噂の真相も解明します。

公式情報|ヒートテックの寿命は3シーズンが目安

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ユニクロは「着始めてから3シーズン(約3年)」を目安に買い替えを推奨しています。使用頻度や洗濯頻度、保管の状態などにより違いはありますが、暖かさを感じなくなり、ヒートテック本来の力を発揮できなくなる可能性が高い経過年数です。

SNSで話題になった「ヒートテックの寿命は1年」説は誤認。冬を越したあとの「春・夏・秋の3シーズン=1年」と、勘違いをしていた方がいたようですね。ユニクロのおすすめする3シーズンは1年×3回=3年になります。

ヒートテックが寿命を迎える理由

  1. 生地が劣化することで、保温性が下がってしまう。
ヒートテックには弾力性のあるポリウレタン糸の生地が使用されています。ポリウレタンなどの合成繊維を含む化学繊維の寿命は約2〜3年。劣化が進み生地が痩せてしまうと、優れた伸縮性とやわらかさも低下します。

着用回数や洗濯による生地の劣化は避けられませんが、伸びてしまった生地は身体に密着せず、繊維の中に暖かい空気を留めておくことができません。ゆえに、保温性能が下がり、暖かさを感じなくなります。

寿命のサインは?買い替えタイミングの見極め方

チェックポイント

  1. 生地が伸びている
  2. 着ていても前ほど保温性を感じない
  3. 生地に白い毛羽立ちや変色がある
前述したようにポリウレタン素材は、劣化すると弾力性が低下して生地が伸び、フィット感がなくなります。着ているときにヨレ感を感じたら買い替えの時期です。フィット感がなくなり、保温性を感じなくなったときも交換を検討しましょう。

そのほかに生地の表面に白い粉や毛羽立ち、変色を見つけた場合も寿命のサインです。生地のポリウレタン糸は劣化すると、切れて表面に浮き出ます。特に背中やワキなどの汗をかきやすく、摩擦しやすい場所に多く見られるのが特徴です。

いつ購入したかが分かる!タグの見方

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ユニクロのタグは製造年とシーズンがわかり、ヒートテックの寿命の見分け方に役立ちます。洗濯タグや商品に記載された「27」か「37」から始まる数字を見つけたら、あとに続くカッコ内の前半数字に注目。上の画像の場合は(44-08)の中にある「44」です。

最初の数字は西暦の1桁目。つまり2024年に製造されています。次の数字はシーズンです。春は「1」夏は「2」秋は「3」、冬なら「4」で表記されています。上記は「4」なので季節は冬。つまり、このヒートテックは「2024年に製造された冬物だとわかります。

ヒートテックが長持ちする♪ お手入れのポイント

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ヒートテックは、買い替えを推奨する3シーズンで着られなくなるわけではありません。洗濯表示に従った洗濯やお手入れをすれば、長く愛用できます。ヒートテックは洗濯機標準コースを選び、一般の衣料用洗剤の使用もOKです。

しかし、蛍光増白剤の入った洗剤は使用しない方がいいでしょう。特に濃色の商品はほかの衣類と一緒に洗濯すると、色移りや色落ちする場合があるため注意が必要です。

洗濯ネットに入れて洗う

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ヒートテックの毛玉や毛羽立ち、静電気防止に洗濯ネットを使いましょう。伸縮性に優れたヒートテックは洗濯機の回転力が加わると、伸びて痛みやすくなります。また、洗濯中はほかの衣服との擦れや摩擦も起こりがちです。

洗濯ネットを使用すると劣化、毛玉や毛羽立ち防止に役立ちます。洗濯ネットに入れるときは、必ず畳んでから入れるのがポイント。サイズはネットの中でヒートテックが少し動く程度の大きさがおすすめです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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