味わい

ジャコウネコがエサとして摂取するコーヒーの果実は、もともと苦味が強い傾向にあります。そのため、排出された豆も酸味ではなく苦味が印象的な味わい。口に入れた瞬間にふわっと甘味が広がり、その後コクと深みが残るような感じですね。 苦いコーヒー豆に甘味がプラスされるのは、ジャコウネコの消化酵素や腸内細菌の働きによるものとされています。なるほど、豆をそのまま採るのではなく糞から採取することで、独特の風味が生まれるんですね。

コピ・ルアクの値段はどれくらい?

希少価値が高いとされているコピ・ルアクですが、いったいどれくらいの値段で買えるのでしょうか? お店にもよりますが、だいたい豆の状態だと100gで3,000〜8,000円ほどで販売されており、平均すると5,000円前後のようです。お店で飲む場合は一杯2,000〜5,000円、高いところだと8,000円するお店もあります。

価格が高い理由

当たり前ですが、通常のコーヒーよりも桁違いに高いことが分かりますね。希少価値が高いためなのですが、そもそもなぜそこまで"珍しい"とされているのでしょうか。 実は、一匹のジャコウネコから一日に採取できる豆の量は、なんと3g!コーヒーを一杯淹れるには豆が10gほど必要なので、3日分採取しても足りませんね。その貴重さがお分りいただけたかと思います。

騙されないで!コピ・ルアクの偽物には要注意

非常に高価なコピ・ルアクですが、偽物の豆が出回っていることも。特に海外旅行の際、「本来は高いけど特別に安く販売しています」というような売り文句には要注意です。通常のコーヒー豆にチョコレートの風味を足しただけ、というようなものもありますので、気をつけましょう。 また、糞から採取した豆であっても、ジャコウネコに無理やりコーヒーの果実を食べさせ、強制的に排泄させるというような豆は、ネコにストレスがかかり質の悪い仕上がりに。きちんと、野生のジャコウネコから採取される豆を選びたいですね。

見分け方はある?

購入した豆が本物(野生)かどうか、それを見分けることはむずかしいとされています。含有成分を数値化すればある程度は分かりますが、それでも絶対ではないというのが現状です。 偽物を買わないためには、購入時点での情報が鍵。通常のコーヒー豆よりすこし高いくらいの安価で販売されているものは、偽物である可能性が高いです。 また、販売者に「豆の種類」「インドネシア政府、農務省の許可の有無」「実際に見に行ったか」など、さまざまな質問をするのもひとつの手です。きちんと答えられ、なおかつ「実際に見に行った」とすれば、本物である可能性が高いですね。

インドネシア流!コピ・ルアクの飲み方

日本では、コーヒーを淹れる際はフィルターを使うのが一般的ですが、インドネシアでは使いません。もちろん、通常のようにフィルターを使ってドリップしてもおいしいので、飲み比べてみてはいかがでしょうか。
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