ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ファミマで買うべき。ひんやり冷凍スイーツ

Photo by muccinpurin

暑いですね……もう、アイスしか受け付けないほど暑いです。そんな夏にぴったりなアイテムをファミリーマートで発見。アイスコーナーではなく冷凍食品コーナーの片隅にひっそり並ぶスイーツ、「凍ったまま食べるいちごのミルフィーユ」をご紹介します。

ミルフィーユといえばパリパリのパイととろ〜り濃厚なカスタード、真紅のいちごがかわいらしいフランスを代表するお菓子。パリパリサクサクが魅力のミルフィーユですが、冷凍後の食感はどうなんでしょう?

ファミリーマート「凍ったまま食べるいちごのミルフィーユ」

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原材料はカスタードクリーム(国内製造)、小麦粉、いちご、いちごソース、マーガリン、生クリーム、砂糖、アーモンド、牛乳バニラペーストなど。コンビニやスーパーに並ぶスイーツを多く手掛ける株式会社丼レミーが製造しています。

冷凍とはいえ原材料だけ見れば、通常のミルフィーユと材料はほとんど変わりません。

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商品名の通り凍ったまま食べられるので、冷凍庫から出してすぐ開封の儀。細長くスタイリッシュなフォルムのパイは粉糖で薄化粧が施されていて、まるでパティスリーのショーケースに並んでいるような美しさです。

こうも暑いとケーキ屋さんで買ったケーキを崩さずに持ち運ぶのにもひと苦労ですから、近所のファミマで買って保存できるのはありがたいですよね。

食べやすいスリーブ付き

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ミルフィーユは厚紙でできたトレーにのせられていて、一切崩れることなく美しい形がキープされています。トレーを半分に折るとスリーブになり、ワンハンドでかぶりつけるようになっています。

これも冷凍ミルフィーユのなせる技。冷蔵だとクリームがやわらかいのでこうはいきません。

食感の変化で何度もおいしい…!

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パティスリーで売られているミルフィーユに比べればひと回り小さく厚みも控えめですが冷凍で賞味期限が長く、288円でこのクオリティなら手が届きやすい気がします。

カスタードクリームにはバニラビーンズが見え隠れしていて、味も濃厚で本格的。ただしカチカチの状態だと歯が立たない場合もあるので、袋から出して1〜2分経ったころからが食べ頃かもしれません。

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凍ったまま食べ始めたミルフィーユを食べ進めるうちにクリームがゆるんできて、アイスっぽかった食感がだんだんとミルフィーユに近づいてきます。パイは終始しっかりとしたパリパリ感をキープしていて、ミルフィーユらしさは健在。

角切りのいちごもクリームに負けない量しっかりと入っていて、満足度は高め。いちご部分はきゅんと甘酸っぱくいいアクセントになっています。

“ミルフィーユのあるある”が解消された!

湿気って残念な思いをすることがないばかりか、 “パイがボロボロに崩れて食べにくい” というミルフィーユあるあるな悩みにぶち当たることもありませんでした

スリーブを持ってかぶりつけば皿の上でボロボロになることがなく、スマートに食べることができたのは意外な発見でした。

冷凍ミルフィーユ、案外あり!

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なめらかなカスタードクリームとパイのコントラストが魅力のミルフィーユですが、冷凍されたひんやり味も実においしく、保存性のよさも加味すればリピートしたくなるアイテムでした。

細長いパッケージで、冷凍ストックの場所も取らずワンハンドで食べられるので、この夏ぜひ味わってみてくださいね!
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