ライター : 鎌上織愛

幼児食アドバイザー、食生活アドバイザー2級、グルメライター

ひとつひとつ丁寧に手づくりされている、花畑牧場「ブラータ」

Photo by okamagami

職人の手によって自社工場でひとつひとつ丁寧に手づくりされている、花畑牧場の「ブラータ」。濃厚な味わいとクリーミーな食感が「今まで食べたことのないチーズ」だと、根強いファンも多いひと品です。

コストコで販売が始まったときから筆者もよくリピートしていましたが、なんと最近、新しいパッケージ&10g増量して登場していました!そこで今回は、花畑牧場「ブラータ」の魅力やおすすめ使い方を余すことなくお伝えしたいと思います。

花畑牧場とは?

製造元の花畑牧場は、北海道川西群中札内村にあるタレントの田中義剛さんが牧場長を務める牧場です。北海道十勝産の“原料”と伝統的な製法の“手づくり”にこだわりを持ち、生乳の仕入れから製品の製造、パッケージまで、すべて北海道の自社工場でおこなっています。

花畑牧場といえば「生キャラメル」をイメージする方も多いかもしれませんが、実は花畑牧場のスタートは、1頭のジャージー牛から始まった手づくりチーズ。「ブラータ」以外にもさまざまな種類のチーズを製造しており、コストコでも「カッテージチーズ」や「カマンブルー」といった花畑牧場の商品をよく見かけます。

「ブラータ」とは

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イタリア発祥のブラータは、「バターのような」という意味のイタリア語“Buttered”が語源で、「ブッラータ」とも呼ばれるチーズです。なかに入っているストラッチャテラと呼ばれるクリームが、バターのように濃厚でこってりとした味わいであることが由来といわれています。

ブラータはフレッシュなモッツアレラチーズを袋状にし、そのなかに細かく刻んだモッツアレラチーズと生クリームを入れて丸めて作られます。製造工程がむずかしいうえ、鮮度が非常に重要なブラータ。輸出が困難なことから、「幻のフレッシュチーズ」とも呼ばれているそうですよ。

コストコで販売している花畑牧場「ブラータ」の価格やコスパは?

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コストコの花畑牧場「ブラータ」は、1個80gの商品が4個入り1パックで1,398円(税込)で販売されています。製造や輸出がむずかしいブラータは、冷凍の輸入商品で1個600円近い価格のものも。国内で製造しているメーカーもまだ少なく、1個1,000円以上する国産ブラータもあるほどです。

そう考えるとコストコで販売している花畑牧場の「ブラータ」は1個約350円なので、これはブラータ史上、最強のコスパと言えるのではないでしょうか!?

花畑牧場「ブラータ」の味は?

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花畑牧場の「ブラータ」は、袋を開けると鮮度を保つための水がたっぷり入っています。水を流してから「ブラータ」をお皿へ盛りつけ、ナイフを入れて形を崩しながらそのままいただけますよ。

ナイフを入れるととろっとヨーグルトのようなモッツアレラチーズが出てきて、見た目にもフレッシュさが伝わってきます。口へ運ぶと、とろけるようなモッツアレラチーズがクリーミーに口のなかでほどけていき、生クリームのような濃厚なコクが鼻からぬけていきます。チェダーチーズなどにある独特の風味やクセはなく、あっさりとしているけどコクがありマイルドな味わいです。

おしゃれなおもてなし料理にぴったり!おすすめの使い方3選

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できたてのオムレツやハンバーグのように、お皿のうえでシズル感を楽しむことができる花畑牧場の「ブラータ」。そのまま冷奴のようにいただくのも、おすすめです。お皿にブラータをのせたら、小口切りにした小ねぎを散らしてごま油と塩を振りかけるだけで完成します。アクセントにライムやかぼすを絞ってもおいしいですよ。

また、いつものメニューにブラータを1つ加えるだけで、特別感のあるリッチなひと皿にも早変わり。おもてなし料理にも、ぴったりです。定番レシピのほか、アレンジを加えたおすすめの使い方を3つご紹介します。
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