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コーヒーメーカーや電気ポットも完備

Photo by harumochi98

客室でくつろぐときの欠かせないアイテム、カプセル式コーヒーマシンと電気ポットも完備。水・お茶・コーヒーは無料で提供されます。

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ミニ冷蔵庫には、アルコールやソフトドリンクが勢ぞろい。アルコールは韓国のビール「cass」、日本の「アサヒスーパードライ」、バドワイザーなど。ソフトドリンクは、コカ・コーラやスプライト、ミックスジュースなどが陳列されています。

水・お茶・コーヒー以外は有料で、チェックアウト時に追加料金を支払う必要があります。

各種グラスから歯ブラシのセットまで

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引き出し内には、各種グラスやUSBコードのほか、歯磨き粉と歯ブラシが有料でセッティング。

韓国では、2024年から環境保護を目指す法改正にともなって、歯磨きのセットやカミソリなどのアメニティの無料提供が廃止されました。あとから支払えば問題ないので「忘れてしまった!」というときにも助かりますよね。

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ティーカップのセットはもちろん、ポテトチップスやアーモンド、ゼリーなどのちょっとしたお菓子も用意されています。

お菓子はすべて有料で、金額は客室に備え付けられたタッチパネルで確認できますよ。

客室からの眺望も抜群。夜には輝くドームが!

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客室によって眺望はことなりますが、島にあるため、周囲の見晴らしが抜群。漢江を望む客室もあります。

夜になると「スプラッシュ・ベイ」のドームが輝き出しました。ランダムで光の色が変わるため、眺めていて飽きません。窓際のソファに腰かけて、お酒をたしなむ時間が最高!

朝食は「シェフズ・キッチン」で多国籍ビュッフェ

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朝食はシグネチャーレストランの「シェフズ・キッチン」で、多国籍ビュッフェを堪能。シェフが目の前で調理するライブキッチンが6つもあり、臨場感にあふれています。インテリア装飾も抜かりなく美しく、席数も多いため、居心地もいいですね。

朝食は1部(6:30〜8:30)と2部(9:00〜10:30)、そして3部(11:00〜12:30)に分かれており、事前に予約した時間に向かいます。
価格
朝食ビュッフェ大人:72,000ウォン子供:36,000ウォン
ランチビュッフェ大人 : 150,000ウォン子供 : 75,000ウォン 
ディナービュッフェ大人: 170,000ウォン子供:85,000ウォン

世界各国の料理が大集合!

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料理が並ぶ台がいくつかに分かれており、おもに韓国料理、中華料理、日本料理、欧米の料理と網羅的に並んでいます。各地の厨房を表現したようなインテリアも情緒がありますよ。

料理に使う食材は、その日に届いたもっとも新鮮なものをふんだんに使っているとのこと。

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さっそく韓国料理が集まる場所へ向かうと、豚肉を巻くためのえごまの葉やサンチュ、にんにくやヤンニョムがずらりと並んでいます。

葉物野菜はしなびたりしておらず、みずみずしい。それもそのはず、同レストランの料理は、その日に届いたもっとも新鮮な食材が使われているのだそう。

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大鍋に盛られているのは、牛肉を甘辛く煮込んだプルコギや、キムチチゲやフライドチキンなど、ごはんのすすむ韓国おかず。

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筆者が気に入ったのは、漬け物のコーナー!白菜や大根のキムチは当然ながら、イカのキムチやたらこのキムチまで、実に種類豊富です。葉物野菜のナムルも充実。

本来の朝食なら、ここだけでも満足できるラインアップですね。

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厨房の熱気が伝わってくる、中華料理のコーナー。中国の伝統的な提灯を模したライトも、本場の雰囲気を作っています。料理は点心から麺料理までオールジャンルが集合。

入店したときから薄々気づいていましたが、各国すべての料理を網羅するのは到底無理なほど、種類が多い!これならどんな年齢層やどこの国の人と来ても、一緒に食事を楽しめますね。

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広東料理といえば焼き物、その代表格である叉焼。香ばしく焼き上げられた豚肉は、北京ダックのようにきゅうりや生地で巻いて食べるのもおすすめ。

これだけ多くの料理があるのにもかかわらず、ひとつ一つ手が込んでいるのも素晴らしい点です。

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筆者が取ったおかずがこちら!好みでごはんのお供中心になってしまいましたが、いずれも絶品。たらこのキムチは青唐辛子のさわやかな辛みが利いていて、明太子とはまた違うおいしさでした。

豚肉も外側は香ばしく焼き上げられ、しっとりとした肉質で脂の甘みがたまりません。えごまの葉の風味が、さっぱりと仕上げてくれます。

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鉄板の麻婆豆腐、小籠包、叉焼、ザーサイの漬け物。小えびが入ったチャーハンはパラパラで間違いのない味!

日本料理のコーナーからは、茶碗蒸しとちらし寿司をピックアップ。出汁の利いた茶碗蒸しは、色鮮やかなあられ入り。ちらし寿司には穴子やとびっこのほか、オクラが入っているのが新鮮です。

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豪快なプルドポークとグリル野菜。ジューシーで肉肉しい味わいで、朝からエネルギーが満ちあふれそうなひと品です。韓国料理や中華、和食だけではなく、欧風の料理も外しません。

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冷菜のコーナーには、豆類や海藻のほか、野菜の和えもの、スモークサーモンなどが並びます。何気なく盛り合わせるだけで、ごちそうサラダが完成。

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パンやペストリーも選び放題。クロワッサンや食パン、テーブルパンなど、定番の顔ぶれに心がホッとします。スモークサーモンやオリーブなどを挟んで、自分だけのサンドイッチを作るのもいいですね。

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朝食に欠かせないフルーツや乳製品が集合したコーナー。フルーツはグレープフルーツやぶどう、パイナップルなどが用意されています。

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乳製品はヨーグルトや牛乳、アーモンドミルク、「Hershey's」のチョコレート飲料などが陳列されています。このほかドリンクは、お茶やコーヒー、野菜ジュースなども選べますよ。

ここまで「シェフズ・キッチン」のビュッフェの内容をご紹介しましたが、これでもほんの一部。朝昼晩、通っても楽しめるのではないだろうか……というほどの満足感がありました。

韓国の新しい楽しみ方を知れるスポット

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“カジノのあるエンターテインメントリゾートホテル” と聞くと、最初は大人向けという印象が強かったのですが、実際に訪れてみると印象がガラリと変化。

感動必至の「オーロラ」や屋内型プールの「スプラッシュ・ベイ」、テーマパークのようなフードコート、幅広い食事体験やショッピングができるモールなど、どの世代でも楽しみ尽くせる空間が「インスパイア」にはありました。実際、子連れの宿泊客も多く、和やかな雰囲気が印象的でした。

初めて旅行する人はもちろん、何度も渡韓している人ならなおさら、韓国の新しい楽しみ方に心が踊るはず。ぜひ、一度訪れてみてください。
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