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機内食はおいしくない?
機内食がおいしいという話をあまり聞いたことはありません。どんなに評判のよい航空会社の機内食でも、それを地上でも食べたいかと聞かれたら、うなずく人は少ないのではないでしょうか。(ただ、個人的にはシンガポール航空の機内食はとてもおいしいと思っています!)
なぜ機内食がおいしく感じられないのか。科学者たちの分析によると、「どろっとしている、水気がないものだから」と指摘しているそうです。
コーネル大学の研究者によると
それは機内、地上から36000フィートの高さにいるというためではなく、飛行音が騒音として味覚のジャマをしているのが原因と示唆しているようです。
ランディ・ダンドー、大学の食品科学の助教授は言っています。「騒音の聞こえる環境では味覚が損なわれることを研究によって確認しました」
そしてそれは主に甘みを阻害するそうなんです。実はうまみ成分を含んだ食べ物、例えばトマトジュース、グルタミン酸塩があるものは、騒音の中でも「おいしい」と感じるんですって!
今後の機内食にも変化が?
なんとも人間の摩訶不思議というところですが、この研究結果のおかげで機内食は進化をとげることができそうです。
ダンドー助教授と研究チームは、機内食の味がもっとよくなるようにこの研究データを活用してくれることを願っているようですよ。
ルフトハンザ航空は「乗客はビールと同じぐらいたくさんトマトジュースを飲んでいた」という事実に気づき、同社は機内の圧力がトマトジュース・トマトソースの味を高めることについて民間の調査を依頼したそうです。
うまくいけば、近い将来、うまみ成分が豊富な食事が飛行機の中で提供されるかもしれないですね。果たしてどうなるでしょうか?楽しみです^^
こちらの記事を参照しました。
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