ライター : aicolas_monyo

麻布台ヒルズで注目の一軒。ギャラリーと連動したコラボレーションカフェ

Photo by aicolas_monyo

2023年11月24日(金)の開業以来、大きな話題を呼んでいる麻布台ヒルズ。なかでも、館内にオープンしたアートギャラリー「麻布台ヒルズギャラリー」と連動した「麻布台ヒルズギャラリーカフェ」は注目の一軒です。

開館記念展「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」の会期中である2023年11月24日(金)〜2024年3月31日(日)は、オラファー・エリアソンのベルリンのスタジオに併設する「スタジオ・オラファー・エリアソン・キッチン(以下:SOEキッチン)」とコラボしたカフェ「THE KITCHEN」にてスペシャルメニューを楽しめます。

「THE KITCHEN」(麻布台ヒルズギャラリーカフェ)

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オラファー・エリアソン氏は私たちを取り巻く世界との関わり方に疑問を投じ、気候変動などの社会的課題への取り組みが注目されているアーティスト。

「THE KITCHEN」も “SOEキッチン” と同じく地産地消を意識し、東京近郊のものでそろえることで輸送時のCO2削減にも尽力しているのだそう。

食事はビュッフェスタイル。ベジタリアンやヴィーガンにも対応

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「一つの料理を空間にいる人たちとシェアする体験」をコンセプトに、食事はビュッフェスタイルです。

メニューはベジタリアンまたはヴィーガンに対応していたり、できるだけ有機の食品を使っていたりと、環境にも身体にもやさしいものが取りそろえられています。

サステナブルなメッセージが込められたメニュー

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メニューは、テーブルのQRコードを読み取って見れます。ビュッフェの内容やドリンクメニューだけでなく、カフェのコンセプトに通ずる「食べる」とは何かという問いに触れられますよ。

さらに、この食事を用意するにあたりどれほどのCO2排出量を削減できたのかを知ることもできます。

意識ひとつでここまで変わるのか、と考えさせられる内容。訪れる際は目を通してみてくださいね。
メニュー営業時間税込価格
ランチ10:00〜14:003,850円
カフェ10:00〜21:001,650円
ディナー17:00〜21:004,620円

気になるメニューの一例を紹介!

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ランチビュッフェメニュー(一例)

  1. 本日のスープ
  2. 人参のラペ、わかめの梅風味
  3. 黒豆のチリ
  4. グリーンサラダ、ヴィネグレットとレモンフムス
  5. 酒粕とヨーグルト・味噌のカボチャサラダ
  6. ピーマンと切り干し大根の塩麹きんぴら カレー風味
  7. ジンジャーガーリックキャベツのレモンケッパーソースと甘味噌ソース添え
  8. 本日のパン
  9. 玄米と黒米のおにぎり
  10. 静岡産有機和紅茶
ビュッフェの内容は、SOEキッチンのオリジナルメニューに加え、「THE KITCHEN」のために共同で開発された特別なメニューも用意しています。

旬の食材や仕入れに合わせてメニューは変化しますが、実際に食べた感想と共にその一例を紹介します。

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「THE KITCHEN」のために考案された特別メニューには和食や発酵文化が取り入れられています。野菜中心のメニューがほとんどですが、それぞれ異なる味付けで充実感が非常に高いです!

麹やスパイスの力で、ここまで満足感のある味わいに仕上げられることに驚かされました。洋風のメニューであっても味付けが和風であったり、その逆も然り、意外な組み合わせが新しい発見をもたらしてくれます。

なごみの和紅茶とギャラリーカフェならではのお茶菓子

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ランチについていた和紅茶はアイスかホットかを選ぶことができました。ポットにたっぷり入っているのが嬉しいですね♪

和洋折衷なメニューにぴったりのほっとする香りに癒されます。麻布台ブレンドコーヒーに変更することも可能だそう。

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お茶菓子として、オラファー・エリアソン氏の作品《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》を構成する11面体を模した和三盆のお菓子も提供されました。

香川県で創業100年を超える御菓子司「寶月堂」がオリジナルで制作した、開館記念展限定の和三盆です。

上品で繊細な口溶けがいつまでも印象深いお菓子。本商品は「THE SHOP」(麻布台ヒルズギャラリースペース)にて購入できるとのこと。
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