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レンジ下処理あり・なしでの違いを検証
季節を問わずいつでもお店に並んでいて、お財布にやさしいことでも人気のもやし。傷み始めるのが早く、気付いたら食べられなくなっていた……なんて経験をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。
SNSではそんなもやしを長持ちさせる方法「電子レンジで短時間加熱処理をする」という裏技が話題に。「初めて知った」「これはすごく助かる」など、驚きの声が見られましたよ。
普段の料理作りでもやしに助けられている筆者もさっそく試してみました。
SNSではそんなもやしを長持ちさせる方法「電子レンジで短時間加熱処理をする」という裏技が話題に。「初めて知った」「これはすごく助かる」など、驚きの声が見られましたよ。
普段の料理作りでもやしに助けられている筆者もさっそく試してみました。
検証の方法
- 製造年月日が同じもやしを2袋用意
- 電子レンジ600Wで15秒加熱下処理あり / なしで、それぞれを冷蔵保存
- 4日目の見た目と香り・味わいを比較
下処理と保存の手順
1. サッと洗って水気を切る
下処理するほうのもやしはサッと水洗いしてザルで水気を切ります。
キッチンペーパーで水気をしっかりふき取ります。
2. レンジで短時間加熱処理をする
レンジ加熱対応のジッパー付き保存袋に入れ、口を開けた状態でレンジ600Wで15秒加熱します。
下処理をほどこしたもやしは袋からできるだけ空気を抜いて口を閉じ、加熱なしのもやしはパッケージのまま、それぞれ4日間冷蔵庫で保存します。
4日後の見た目と味わいを比較
袋から出したままの見た目と香り
見た目に大きな違いはないものの若干下処理ありのほうが白っぽく見えるように思いました。そして香りには大きな違いが。下処理ありのほうはスッとするような爽やかな香りなのに対して、なしのほうはかすかにですが酸っぱいようなにおいがしました。
香りに違いはあるものの傷んでいるとまでは感じられないため、またパッケージにはこの日までが消費期限と記載されていることから加熱調理して味わいの確認をします。
それぞれのもやしを少量ずつ取り分けて2つの耐熱容器に移し、同時にレンジ600Wで2分加熱しました。
それぞれのもやしを少量ずつ取り分けて2つの耐熱容器に移し、同時にレンジ600Wで2分加熱しました。
調理後の見た目と味わい
調理後の見た目がこちらです。下処理ありは、なしに比べてハリがあるように見えます。食べてみると下処理ありはしゃっきりとした歯ざわりと甘みがありましたが、なしのほうは少しクタッとしていてもやしそのものの味も控えめな感じです。
下処理なしのもやしをおいしく食べられるのはこの日が限界と判断、残りを当日中に調理していただきました。鮮度に問題がなさそうな下処理ありのほうの残りは、あと3日冷蔵保存して様子を見ることにします。
下処理なしのもやしをおいしく食べられるのはこの日が限界と判断、残りを当日中に調理していただきました。鮮度に問題がなさそうな下処理ありのほうの残りは、あと3日冷蔵保存して様子を見ることにします。
下処理して7日目の様子
ひげ根の部分が少し色が濃くなってきているようですが、においは問題ありません。1本を手で折るときれいにバキッと割れ、ハリがあることが分かります。
塩こしょう味のシンプルな炒め物にしてみました。水分が出てくることもなくしゃっきりとした仕上がりです。歯ざわりがよく、おいしくいただくことができました。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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